記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
稲刈りをすませたる田の幾枚がすがすがとして秋の日に照る目のところを横切るエメラルドグリーンの過眼線がコガモの特徴です。 お洒落つぽくて可愛いでしよ。
-
白鷺の立つ田たたぬ田 海のにをふ町に住まむといよいよ思ふ昼下がり、からりと晴れて散歩に出かけました。 鳰、カイツブリのご夫婦が、川面に垂れた柳の枝の下を入りつ、出でつ。 久しぶりに見かけたことでした。 ..
-
この夏のゴーヤのいきほひ弱くして実の三つばかり熟れて落ちたり
-
浜にきて五色の石をひろひたることもはるけし足を濡らして今冬、一番の冷え込みでした。 ここより少しばかり山延べでは、積雪となつたようです。 雪の写真を撮りに出かけむ。
-
切通の峠の先に空がみえ越えれば海がせり上がりくる
-
祭壇に捧げるかたちに両の手でアイランくんにありしからだをエナガ
-
九十二歳は背のますぐなる椅子にかけ右に傾いで寝息を立ててエナガとコガラの交じつた小さな群れに出会いました。 写真はエナガ。 少しピンボケです。
-
クッションに俯せなりに寄りかかりよだれがすこし垂れて四歳むむ、引きこもりたし。
-
手足ひき胎児の形に横たはりソファーベッドに十歳ねむる奥出雲歌会へ。 顔を見合わせて、短歌を語れること、楽しい。
-
あふのけに手足をひらき日をうけて二歳は寝息もたてずに眠る昨夜より風強く気温は高目。 頭の重さがとれずからだもまた重し。 しばしば動悸あり。
-
波際にこどもは伏せてこころもち膝曲がりお尻が持ち上がつてゐる批評をひとつ書きあげんとすも、頭重く、ならず。 明日も雨らしい。 雪、いまだ降らず。
-
「おとなの遠足」おとなの遠足 岩屋古墳水鳥形埴輪のくちばしにドナルドダックの愛敬はあり 鹿形埴輪鶏形埴輪ならびをり人と獣とへだてもあらず 廃寺より掘りいだされし..