記事「短歌」 の 検索結果 17220 件
-
合歓のはな咲きのこりをり中国山地分水嶺にちかづいてゆく
-
出穂のいろを田ごとにたがへつつ風になびかふ伯備線にそひ肌寒き一日。 温もりの、欲しいような一日。
-
山陰のくもり日のした太陽光ソーラーパネルゐならびてをりキウイ。
-
伯耆大山葉月雪なし岩膚の雲にかげるをふりさけ見たり里芋。
-
朝鴉ゆつたりと鳴きいだしたり炎暑のきざしは山の端にあり投網。
-
「をりをり」をりをり 美容師の鋏さやりて夏髪のおちゆくはやさ やまぼふし咲く 水無月の風スカートにはらませて渚へつづく坂をくだりつ みんな皆いいひとばかり満ち潮の..
-
あふのけの視野のうちなる海洋堂謹製阿修羅像のミニチュア
-
ほうたるのひかりみつよつばかりなりやがて草間に消えてしまひぬ長月に。 子どもは元気。
-
梅雨寒やとうろりあまきシェリー注ぐ安定剤をのまむがために
-
一挺のヴァイオリンなまめくときの耳朶にまとはる数分のこと
-
モロッコ豆のすぢをとりたり梅雨寒のくりやに砂漠の風をよびたり今年のグリーンカーテンには、ホームセンター言ふところの「ドイツ朝顔」と苦瓜を。 これはそのドイツ朝顔なるもの。 朝顔の花はまだ朝朝に咲くのだけれど、苦瓜の葉..
-
メゾネット風に敷地をわけあひて山田皮膚科相川耳鼻科