記事「短歌」 の 検索結果 17220 件
-
雪ふれば川原の葦もゆきのした葉先がつんとつきだしなどす久しぶりの英会話クラス。 みんな普通に迎えてくれる。 みんな普通にお喋りをする。 わたしはラッキーさ。
-
そそけ髪を毛糸の帽にたくしこみ雪の川辺をあゆむもひとり寒い一日。 八重桜はもうお仕舞ひで、路の際には染井吉野と違つて、花柄が落ち重なつてゐる。 華やかだけれど、うら哀しい。
-
チュニックのしたに股引やうのものはきブーツはく冬はきむかふ
-
円と楕円よりなるトルソも年経ればややもいびつとなりてしまひぬみんな、帰つて行つてしまつた。
-
浮袋とひとのいふなる形状の胴をとりまく皮膚やはらかし町では、もう盛りを過ぎた八重桜が、三瓶高原ではまだ綺麗でした。 御衣黄なども。 椿、花水木、木蓮などなども。 家々の庭からは芝桜が、石垣に..
-
「奥出雲便り」 月刊みずたまり 四月号より「奥出雲便り」 月刊みずたまり 四月号より 文丸とふキャッチャーボートに乗り組みし父の子なれば我が名は文子 平成十七年ごろの作です。みずたまりには..
-
「弥生に」「弥生に」 庭隅の土盛りゆはつかあをき葉のみゆ大根をうづめたるもの 冬芽かそかやはらぎ見ゆる老木のさくらに来啼く真鶸ひとむら 畑土の黒黒として盛りあ..
-
まぼろしとおもふばかりに池の底にしづむ緋鯉の朱のかなしさ早苗。 さくらが終はると、たんぼの準備がはじまる。 朱;あけ
-
野薊の芽のくれなゐは日に照りて裂葉棘にみなぎるちから
-
半袖のTシャツに釣りをする子らに弥生の日差しひねもす温しやうやく落ち着いて、月刊みずたまりの七首とエッセイを仕上げることができました。 佳きかな。
-
かるがもに足をとめればたちまちに飛びたち川の上へと消たり子の会吟行歌会のセンセーションから、覚めたか、あるひは覚めざるか。 「消たり」 : けたり
-
ただいまただいま。 駅について、停めてあった車のエンジンをかけると、 気温、六度でした。 げにまつこと。