記事「短歌」 の 検索結果 17220 件
-
畑土の黒黒として盛りあがりにほへるところいぬふぐり咲く
-
冬芽かそかやはらぎ見ゆる老木のさくらに来啼く真鶸ひとむら染井吉野は終はりましたけれど、只今は八重桜が次々と満開に。 散り染めたもの、咲き初めのもの、色合い、濃淡、さまざまです。 中で、写真は緑のさくら、御衣黄です..
-
庭隅の土盛りゆはつかあをき葉のみゆ大根をうづめたるもの初夏の陽気でありました。
-
宍道湖に日はさしながら風にとぶ小雪フロント硝子に溶ける短歌人誌四月号 「固有名詞の一首 自歌自解」 より 宍道湖に日はさしながら風にとぶ小雪フロント硝子に溶ける 宍道湖は島根県にある汽水湖で、松..
-
「奥出雲便り」 月刊みずたまり 三月号より「奥出雲便り」 インフルエンザで臥してゐました。おちびちやんが保育園でもらつたらしく、それをわたしにお裾分け。いやはや久方ぶりのインフルエンザです。処方のタミフル..
-
「まんま」「まんま」 保育所の玄関におく給食のサンプルさしてまんまといひぬ 小児科にむかふ車中に声もなく昼のまんまを吐いてしまひぬ ルームミラーに目があひゑまひその..
-
寝間着にポケットありて手をいれて仰臥して目をつむりそのまま
-
皺みたるシーツと毛布のあひだより出でて夕餉にかぶらをあらふ久しぶりに英語をいつぱい聴きましたけれど、ほとんど聴き取れない。 時折理解できる単語やフレーズで、どうにか二時間。 お喋りのほうと言つたら、..
-
硝子戸を幾度ゆする風はきてうつつのことを思ひ出さしむ短歌人誌、六月号詠草を投函しました。 午後二時三十分集函分。 えっと、埼玉へ十二日までに、届きますよね、、、
-
冬の日の障子にさせば寝がへりて二頁ばかり旧き歌集よむたぢろぐばかり。
-
ストーブのかすかな音の確かさにいねては覚めつさめてはいねつ嘴の上まで白くつて、大鷭オオバン、だと思うんだけど、どうかな。
-
ちさき鍋に二口ほどの飯をいれお粥にしたり昼長けてのち七度を上がつたり下がつたり。