記事「短歌」 の 検索結果 17220 件
-
遺影には黒きベレーをやや斜にかむるおぢさん飄々として四十雀。
-
看板屋を生業とせるおぢさんの棺に刷毛と筆をいれたり可もなく、不可もない一日。 ありがたい。
-
おぢさんの部屋おしつこの匂いしてをとこふたりの所帯の暮らしはえんご。 鮠の子。 春だ。
-
無沙汰ばかり情のなき身を責めてゐる後悔先に立たぬの常にユニクロのウルトラストレッチジーンズを買つたんだけれど、1サイズ小さいのを買つてしまつてゐた。 普段のサイズだと思つて試着して、はけたので何も考えずに裾を切つ..
-
ベッドにはちさくなりたるおぢさんのちいさき顔がひとりに眠るいろいろいただきものをする。 これが、しんどい。
-
携帯におやぢしんだとメールくる松のとれたる睦月の宵に咲き初め。 午後は雨になりました。 色褪せねばよいのですけれど。
-
「奥出雲便り」奥出雲便り 相も変わらず、小さな人たちの世話を焼いたりしておりましたけれど、このところお熱も出ないようで、お呼びがかからなくなりました。ふうふうと荒い息の子ども..
-
「謹賀新年」「謹賀新年」 明けて元旦屋根につもれる雪まろし玻璃戸のまへにしまし目つむる 雲ゆきてはだらの雪に日はさしぬからすの声のとほく聞こえく 千両ゆ朱..
-
あかときに覚めて屋根うつ雨の音さびしく聞きてまたも寝ねたり先日は、ほんとうに久しぶりにコゲラを見かけました。黒白縞縞で愛らしい。 今日は四十雀を。 よおく、眺めて、歩きませう。 今日の蕾はこれくらい。..
-
Mixiにあけおめなどと書き込みぬことよろなどと書いたりもする写真は、白菜の荅。 明け方には零度になり、昼下がりには十度をこえる。 さくら土手には、枝枝に電線が張り巡らされつつある。 数日後には雪洞が立てられ..
-
たれもたれもをらぬ座敷に掃除機をかけカーテンをひけばおしまひカワアイサくん、何時見ても男前なんだな。
-
晦日さり元旦きたり夜となる昨日の続きの今日なんだけど隣町では、小雪がチラついたそう。 風は冷たいけれど、ひかりは確実に角度を上げて、春へ。