記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
「還浄」還浄 眠つてゐるやうできれいな顔をして 言へば義弟がこくり頷く 妹の八十五歳が「姉さん」といひてはらはら涙をこぼす をぢさんとをばさんそれぞれ足弱で息子と夫がお悔やみ..
-
「還浄」を見ましてと言ひご婦人がみたり訪ひくるものみの塔の温泉に行つて、本屋さんに行つて、文具店に行つて、 今日から学校が再開。
-
日和雨やがてあがりぬ中洲では川鵜が羽を広げてをらむみぞれだとか、あられだとか、あひまに日差しだとか。
-
二仏なる読経の声にひい孫の泣き声が和し葬儀はすすむあられが降つたよ。
-
孫嫁がお母さんより持たされし渡し賃二千円棺にいれるプログレおばちやま、素敵。
-
葬儀社の佐藤さんに指示されるまま納棺したりブラウス入れつ昨日は少しばかりドライブを。 青空、春の青空。
-
をぢさんとをばさんそれぞれ足弱で息子と夫がお悔やみに来る青空。
-
妹の八十五歳が「姉さん」といひてはらはら涙をこぼす何が楽しいかなぁ。
-
眠つてゐるやうできれいな顔をして 言へば義弟がこくり頷く雨が降ると、寒い。 散歩に、行きたくない。
-
「たはやすく」たはやすく エアープランツならべ夜な夜な霧を吹く人を殺めしことはなけれど ユーフォニアムの町ではたれもユーフォニアム鳴らして朝の挨拶をする 眠剤を頂戴せむとあひに行く..
-
草立ちの季に往きたるこはくてう萱鳴りを聞く原にもどりぬ池本一郎氏に 草立ちの季に往きたるこはくてう萱鳴りを聞く原にもどりぬ
-
極月の陽に諸羽をかざしたる鵜のとり一羽川波しづか山陰に、上陸したのかしら。 写真、ちつちやくてみづらいんだけれど、尉鶲じょうびたきが二羽。