記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
短歌人8月号より その2 会員2ノーサイドとなりてラグビーの選手らが向き合ひて立つ春の校庭 柿沼良訓 ラグビーといふと、フィールドの格闘技みたいなものじやないかな。 で、ゲーム..
-
このをんな凶暴ならずさはされど殺意いだきしいちにんを持つ大根島溶岩トンネル内。
-
短歌人8月号より その1 会員2ジョバンニもカムパネルラももう遠い友達である夜空を仰ぐ 富樫由美子 「銀河鉄道の夜」、ですね。 わたしは高校生になるまで知らなかつたなぁ。 ..
-
テロ等準備せず集合し恵利さんとかたみに夫の愚痴をいひあふおつぱいが足りているのか、ぐずらずによく眠る。 ときどき、その存在を忘れたりなんかする。
-
五月はや過ぎて朝の雲白し四歳も九十四歳もみるやらかしちまつた。
-
「さはされど」さはされど 春眠におぼるる朝の枕辺にキリマンジャロの香を呼びいだす 目が覚めてしまつたからには今日の服着て眉を描き珈琲すする 川蝉が一応ダイブしましたと..
-
水門をいでこしさくらはなびらが渦巻きながら側溝へ消ゆげにまつこと、消耗してをりまする。
-
短歌人誌 7月号より その5 会員1花吹雪手に受けし妻振り向いて子供のように目元が笑う 渋谷和夫 おそらく中年あるは初老に達していらつしやる作者。 配偶者をかう手放しで詠めること、素敵..
-
花見よりもどりし九十四歳が団子一折土産と持ちくズッキーニ。 これより大きくなるところ。
-
にんげんは散り際大事さはされど人間ドックに予約をいれるキウイの若実。 今ではもう、大きくなつてゐるはず。
-
短歌人誌 7月号より その4 会員1旅行鞄提げて改札出る夫の背丈いくらか低くなりたり 村井かほる 夫の背丈が実際に縮んだ訳ではあるまい。 長らく夫婦をしてゐると、若い頃にはあれほども大..
-
ああとちさく声はいでたり仮面ライダーエグゼイドみる四歳児よりずいぶんと久しぶりに山の温泉に行つてきました。 ずいぶんと久しぶりの汗だらだらになりました。