記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
短歌人誌 三月号より その一 会員2欄文箱には母の縫いたる雑巾がなぜかありたり ときおり触れる 田中佐智子 誰が何を思つて文箱にお母さんが縫つた雑巾を仕舞つたのでせうか。 作者は時折..
-
「マーブルチョコ」マーブルチョコ いびつなる花梨がひとつ下がりをり今日することを明日に残して かきいだき接吻すれば右の手の甲でぬぐへり海ちやん五歳 蜜入りの林檎おとたて..
-
くぬぎぶな散り敷く路をたどりゆく野良のクロちやんに出合ひしところ桜花芽は、まだこれつくらい。
-
鼻面に白髪がふえて引き綱を張ることもなく通りすぎたり録画してあつた「The Sound of Music」を観て、泣いちまつたぜ。
-
短歌人誌 二月号より その六 会員1欄秋の夜や 家ではいかな名前もて呼ばれをりけむ清少納言は 岩崎堯子 こう言ふ発想ができる歌人、あやかりたい。 歌の佇まひや美し。 居間にあれ..
-
野良犬にありしクロちやん捕はれてコロと呼ばれてリードに歩むさしもの雪も、峠を越えたかな。 明日には、晴れ間ものぞきそう。 温泉へ、Go !
-
肩甲骨内側にある筋肉が筋肉痛になるこそあはれたぶん狸の足跡、かな。 雪が降り続いてる。
-
短歌人誌 二月号より その五 会員1欄冬が来る わたしの中にミンチン先生もロッテンマイヤーさんもいて 田平子 ミンチン先生が分からなかつた。小公女に出てくる先生ね。 アン・シャー..
-
中三の春であつたか熱中しのちはつくらずトランプの塔は週末にはまた寒波が襲来するらしい。 雪は、、、好き。
-
リュック背にもどりし九十三歳に憂ひはあらじ焼き芋を買ひサラ・パレツキー、V.I. ウォーショースキー・シリーズに嵌つてをりまする。
-
短歌人誌 二月号より その四 会員2欄・1欄新藷もほっこり煮えて塩ふれり恒久的平和にっぽんになく 高木文子 ヒトのゐるところ、恒久的平和なんて、あるのかしらん。 昼下がりはしゃぐ園児の列..
-
折り合ひの折れ目がちよつとずれてゐてマーブルチョコの緑をえらぶ温泉に行かふと思ひつつ、行かずじまひ。