記事「短歌」 の 検索結果 17219 件
-
蜜入りの林檎おとたてかじりたり熱の五歳は中食としてもうずいぶんと美容院に行つてゐない。 白髪を、染めようかどうか、迷つてゐるところ。
-
短歌人誌 二月号より その三 会員2欄うららかな冬の陽ざしの窓のそば少し眉足し化粧終へたり 斉藤満喜栄 かういふ充足感、好きだなぁ。 明るい窓際にある鏡に自分の顔をうつして、少しだけ..
-
かきいだき接吻すれば右の手の甲でぬぐへり海ちやん五歳屋根の雪もとけてしまつた。 如月二日。
-
短歌人誌 二月号より その二 会員2欄定番のモツ煮が今日のおすすめとボードに書かれる師走の半ば 柳橋真紀子 モツ煮、つて、もうずいぶん食べてない。 博多に住んでた頃は、市場で新鮮なモ..
-
いびつなる花梨がひとつ下がりをり今日することを明日に残してジョウビタキ。 白い紋が美しい鳥です。
-
短歌人誌 二月号より その一 会員2欄きみのためにしたんだよ と真夜中にドアの外から声がする いなだ豆乃助 アパートかなんかでせうか、ドアの前を通りすぎる人の声が聞こえてくる。 ..
-
「かみひかうき」かみひかうき 秋長けてシルバー人材センターの草刈り隊が土手にいこへる いちぢくの大葉のゆるるひとところ熟れ実ついばむ鵯の影みゆ ガラケーにをりをり歌の..
-
短歌人誌 一月号より その八巻きもどす時間の森に湿りもつ青桐少年、榲桲少女 田中あさひ 榲桲;まるめろ ..
-
道案内するせきれいの黒き背を見つつ二分がほどをつきゆく今日はヨガクラスがあつたんだけど、欠席。 明け方の冷え込みで、緩み始めていた路面が、つるんつるんに凍結してしまつたのです。 午後になつて氷がとけだしてから、..
-
若犬と歩みし路を秋の日にひとりで歩むケータイ連れて車庫前にはまだ雪が残つてるんだけど、玄関前の道は除雪車が出たこともあり、消えました。 明日は、ヨガに行きませう。
-
短歌人誌 一月号より その七十一月三日澄みたる夕空に金の眉月 君みてゐるか 野村裕心 先に逝つてしまつた親友に呼びかけてゐるのだ。 不要な技巧を用いず、率直だからこそ、作者..
-
従姉妹らと別れてのちに三歳がゆうちやんひとりぼつちといひぬ雪降りしきる中、少しばかり歩き、写真を。 せいせいしたよ。