記事「茶道」 の 検索結果 1597 件
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茶の本 全文紹介 第1章 人情の椀 NO5茶の味には微妙な魅力があって、人はこれに引きつけられないわけにはゆかない、またこれを理想化するようになる。 西洋の茶人たちは、茶のかおりとかれらの思想の芳香を混ずるに鈍ではなかった。 茶には酒の..
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ネットで昔々のその昔友人だったねねさんのステキな俳句 Ⅴ言ひ訳さがすやうにサングラスかけり マニキュアの 乾く間の 百日紅 卒業の 2文字は遠く ありにけり 犬もまた 遠くを見ている 雲の峰
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ネットで昔々のその昔友人だったねねさんのステキな俳句 Ⅳ決断を せまられてゐる 金魚玉 マニキュアの 乾く間の 百日紅 ウォータースライダー 恋人には 遠かりし ※→金魚玉 金魚を飼っておくためのガラス製の円い器。軒な..
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茶の本 全文紹介 第1章 人情の椀 NO4不思議にも人情は今までのところ茶碗に東西相合している。 茶道は世界的に重んぜられている唯一のアジアの儀式である。 白人はわが宗教道徳を嘲笑した。 しかしこの褐色飲料は躊躇もなく受け入れてしまった。 ..
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ネットで昔々のその昔友人だったねねさんのステキな俳句 Ⅲ教室の 窓開け放ち 立夏かな 石段を 上りて紫陽花 かぞえけり 夏の月 最上階の 我が家かな
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茶の本 全文紹介 第1章 人情の椀 NO2おのれに存する偉大なるものの小を感ずることのできない人は、他人に存する小なるものの偉大を見のがしがちである。 一般の西洋人は、茶の湯を見て、東洋の珍奇、稚気をなしている千百の奇癖のまたの例に過ぎない..
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茶の本 全文紹介 第1章 人情の椀 NO1岡倉天心「茶の本」 原文は英語(原題"The Book of Tea")村岡博(1895-1946)氏翻訳全文掲載 第一章・人情の碗第二章・茶の諸流第三章・道教と禅道第四章・茶室第五章・芸術鑑..
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岡倉天心 茶の本 第七章 茶の宗匠(最終章)宗教においては未来がわれらの背後にある。 芸術においては現在が永遠である。 茶の宗匠の考えによれば芸術を真に鑑賞することは、ただ芸術から生きた力を生み出す人々にのみ可能である。 ゆえに彼らは茶室にお..
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岡倉天心 茶の本 第六章 花 その5 花の死花道の生まれたのは十五世紀で、茶の湯の起こったのと同時らしく思われる。 わが国の伝説によると、始めて花を生けたのは昔の仏教徒であると言う。 彼らは生物に対する限りなき心やりのあまり、暴風に散らされた..
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岡倉天心 茶の本 第六章 花 その4 様々な花の話東洋では花卉栽培の道は非常に古いものであって、詩人の嗜好とその愛好する花卉はしばしば物語や歌にしるされている。 唐宋の時代には陶器術の発達に伴なって、花卉を入れる驚くべき器が作られたということである..
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岡倉天心 茶の本 第六章 花 その3 西洋での花の運命西洋の社会における花の浪費は東洋の宗匠の花の扱い方よりもさらに驚き入ったものである。 舞踏室や宴会の席を飾るために日々切り取られ、翌日は投げ捨てられる花の数はなかなか莫大なものに違いない。 ..
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岡倉天心 茶の本 第六章 芸術鑑賞 その2 花の過酷な運命(k)飢渇のほか何物もわれわれに対して真実なものはなく、われらみずからの煩悩のほか何物も神聖なものはない。 神社仏閣は、次から次へとわれらのまのあたり崩壊して来たが、ただ一つの祭壇、すなわちその上で至..