記事「記憶」 の 検索結果 2998 件
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刻話§ハードディスクとメモリーとちょっとした物忘れが増えてきた、そんな年頃になってしまった。認知症の始まりか、あるいは単なる注意不足の頻度が上がったものか、いずれにしても、もっと心しなくてはならないと思われる。 ちょっとした物..
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却話§えーと・・・・・・何だったかなあ我が身がまだ“ぼけ”なるものと無関係だった頃まで遡っても、パソコンを前に、ウィンドウを開けた途端に、何をするべきか、なにを検索して調べようか、肝腎なことを失念してしまうことは珍しいことでも何でもなかっ..
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週話§土曜有閑~懐かしき日々は遠く~今年も残すところ3か月……卓上カレンダーも残り少なく、気がつけば薄くなってしまっている。 宮仕えも最後の2、3年ほどは、激務というほどの激務からは解き放たれ、夕方もほぼ定時には上がって“アフター..
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才話§図画工作~ダメダメ~小学校の時は図画工作、中学で美術と教科名は変わったが、いずれにしても苦手だったことに変わりはない。 絵を描くのが下手だった……まったく描けないと言ったほうがいいだろう。物の形を掴み取ることなどま..
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週話§日曜粛々~クリスマス?~保育園に通っていたから5歳か6歳か、そんな頃だったが、プロテスタントの教会に付属していたので、クリスマス会は恒例の行事だった。年少組はお遊戯をしたり、年長組で生誕劇を披露した時は、東方の三博士の一人を..
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週話§土曜粛々~バス停の記憶~電車で乗り降りする駅名を覚えているのは当然だと思っていたが、バスの停留所の名称については、何ということか曖昧だったり覚えていなかったりということが少なくない。 乗車する時、スイカやパスモのような..
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思話§遠い記憶を遡る人生で最初の記憶がいつのことだったのか……どこぞの某小説家のように、産湯に浸かっていたなる大言壮語など言えるはずもない。 薄れる記憶のハードディスクをほじくり返して、辛うじてたどり着いたのは3歳..
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誤話§小説を読み返してみたら・・・・・・トーマス・マンが書いた『ブッデンブローク家の人びと』は、岩波文庫でも上中下の3巻という大部である。 初めて読んだのは、三十代に入ってからではなかったかと記憶しているが、実に難儀して読みつつ、あれ..
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才話§絵を描くのはからっきし・・・・・・あまりにもな黒歴史なのでがっちりと封印しているつもりだが、ふとしたはずみに、忌まわしい記憶が蘇ってきてしまう。それは何かと問われれば…… 絵を描くのが下手 ……なのだ。大雑把なデッサン程度..
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憶話§人の顔を覚える件週に一回程度で買い物に行く店がある。対面販売で、店員3人くらいが代わる代わる担当しているのだが、その中の一人が客の顔を覚えてくれているのだ。 行くごとに彼女が接客してくれるわけでもなく、顔を合わ..
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時話§雷乃発声~七十二候~春分春分の末候“雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)”である。 明日で3月も終わり、4月になる前に桜は散り始めてしまう。さすがにこれは調子が狂うではないか。 東京よりも桜の開花が数日遅い我..
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週話§土曜粛々~記憶の摩訶不思議~つい数分前のことを忘れているかと思ったら、何十年も前の記憶が鮮やかに復元できてしまったり……自分の頭の中身がどうなっているものかと、それは悩ましいものがある。 必要なことは忘れ、要らぬことは覚え..