記事「長編」 の 検索結果 995 件
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その後の3冊佐々木譲『代官山コールドケース』読了。 いつもながら面白い。警察小説の名手だが、今回の何とも冷静な若い刑事とベテラン女性巡査部長のコンビがいい感じ。女性巡査部長の静かな中にある怒りがまた..
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だいたい、よし山本文緒・伊藤理佐『ひとり上手な結婚』読了。 まあ、再婚同士(しかもお互い独身期間がけっこう長かった人)なんて、こんなもんだと思う。そうそう、たまには一人でふらっと入りたい店もあるし(実..
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ちっとも古びない松本清張『連環』読了。 長編だし、昔の文庫本だから字は細かいし……でも、面白いんだよなあ。今回、いろいろ返す本の順番が狂ったりしてこの小説、何度も途中になっては読み返したのだけれども、全..
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読んでなかった……サラ・パレツキー『ブラック・リスト』読了。 V・I・ウォーショースキーが活躍する作品は、すいすい読めるものだと思ったけれども、なんだかこれは読みづらかった。しかし、9.11直後のアメリカ..
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恨みの深さ楡周平『骨の記憶』読了。 力のこもった長編。ストーリー的に、読み終えるとそんなに目新しい感じはしないのだけれど、筆力と気合で読み切らせている。ただ、壮絶な復讐ストーリーなのに、なんだかあ..
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若干苦痛J・K・ローリング『カジュアルベイカンシー 突然の空席 Ⅰ』読了。 言わずと知れたハリー・ポッターの生みの親の作品だが、苦労して何とか1巻を読み終えたものの、退屈……イギリスの下級社..
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悼むこと天童荒太『悼む人(上・下)』読了。 宗教でもなんでもなく、ただ亡くなった人が、誰もに忘れられてしまわないよう、一人悼みながら歩く……ありえない設定だが、うまく説得力を持たせてある。どうな..
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血みどろの歴史皆川博子『海賊女王(下)』読了。 再び皆川女史の長編に戻って、読み終わる。最後まで疾走感が半端ない。面白かった―。 それにしても、なんという血みどろの歴史をイングランドとその周りの族..
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さすがの筆力皆川博子『海賊女王(上)』読了。 上下巻の長編だが、皆川女史のさすがの筆力。ぐいぐいひきつけられる。地の分をたくさん書いていても、全然説明くささがないんだよなあ。力のある人は違うと、今更..
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イギリスも怖いミネット・ウォルタース『遮断地区』読了。 イギリスのどうしようもない貧困地区に小児性愛者が引っ越してきた……これを、しょうもないケースワーカーが住人に漏らしてしまったことから、壮絶な悲劇..
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仕事と夢池井戸潤『下町ロケット』読了。 図書館で、かなり長く待ったが、その甲斐があった。面白いー。 こんなふうに夢を持って仕事をできたら(もちろん大きな賭だけれども)、いいなあーと素直に羨ま..
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さすがに古いか黒岩重吾『黒岩重吾長編小説全集13』読了。 収録作品は、『昼と夜の巡礼』『鎖と歯』『飛田ホテル』の3編。 読みたかったのは『飛田ホテル』なのに、『昼と夜の巡礼』が長すぎて、危うく挫折..