記事「青森県」 の 検索結果 3997 件
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番外:遮光器土偶のふるさと・亀ヶ岡遺跡をやっと訪ねた=前編(青森県つがる市木造)最初にその写真を見たのは、いつの頃だったのか、今となってはもはや判然としない。とにかく、強烈な印象を受けたのはそれまで知っていた埴輪とはまったく違うド迫力に溢れていたからで、以来忘れられない。ホンモ..
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624 弁天崎=西津軽郡深浦町大字北金ケ沢(青森県)深浦町が終わって鯵ケ沢町へ千畳敷の大戸瀬崎を頂点として、五能線と101号線は南東に向けてゆっくりと延び、陸奥柳田付近からまた北東方向に向きを変えて、鯵ケ沢まで大きな弧を描く海岸線に沿っている。 弁天崎は、大戸瀬崎から3キロち..
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623 鳥居崎=西津軽郡深浦町大字風合瀬(青森県)地図と地名と駅のズレについて考える「風合瀬」と書いて、「かそせ」と読む。塩見崎のある大字驫木(とどろき)が、わざわざむずかしい旧字を使っているのも、曰くありげだ。地名については、わからないことのほうが多いので、あまり深入りをしないこ..
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622 塩見崎=西津軽郡深浦町大字追良瀬・大字驫木(青森県)地形図を読んで想像が広がるキンモクセイが肉厚のくせにか細い花をつける頃は、毎年例外なく雨に叩かれて、短い命をさらに急がされてしまう。今年もまた花散らしの雨が降る先日の休日、iPadで青空文庫を読んでいた。たまたまそのなかに、..
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621 行合崎=西津軽郡深浦町大字広戸(青森県)山もなく丘もなく崖もなくて岬行合崎は、幅250メートル、長さ900メートルほどの細長い半島状の出っ張りだが、なかなか特徴的なのは、最高点が22メートルほどしかなく、それから先端へ行くほどなだらかに平坦に、海に向かっているという..
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620 入前崎=西津軽郡深浦町大字深浦(青森県)日本海航路の重要な寄港地だった深浦深浦は、昔から栄えた航路の寄港地であった。…というとすぐに北前船のことが思い浮かんでくるが、実は若狭から北の航路は、もっと以前の古来から連綿と続いていたと考えられる。そのルートを取り込んで繋げたのが..
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619 黄金崎=西津軽郡深浦町大字月屋(青森県)なかなか泊まることができない温泉旅館海岸の岩場に、金色の湯を湛えた丸い湯船があって、日本海に沈む夕日が眺められる、そんな写真のポスターは全国の駅に貼り出されていた。 フルムーンがその先駆けだったのか、一枚の観光PR写真で、その地が一躍..
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618 舮作崎=西津軽郡深浦町大字舮作(青森県)なぜか国土地理院だけが認めていない岬椿山を見ながら、北へ向けて歩き出すのは広くてきれいな道だが、この道は101号線の大間越街道とは別の、五能線の線路よりもさらに西の海岸寄りにつけられている。 道沿いに続く海岸は、岩礁と岩崖の変化に富ん..
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617 恵神崎=西津軽郡深浦町大字沢辺(青森県)展望台から見下ろすぼんやり岬青森県の西海岸で、ひときわ目立っている深浦のメタボ的な出っ張りは、ちょっとおもしろい地形をしている。標高100メートルくらいをはっきり境にして、180メートルくらいまでは急激に盛り上がった山がある。..
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616 立待崎=西津軽郡深浦町大字沢辺(青森県)車窓からは見えないけれどもあるんだよここは函館ではないし、もちろん森昌子の歌とも関係がないが、「岬」が一字違いの「崎」である。あっちのほうは、人を待つといったロマンチックな話ではなくアイヌがらみで魚を待つ岬の意味だったと記憶しているが..
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615 仲ノ澗崎=西津軽郡深浦町大字大間越(青森県)十二湖はほんとは三十三湖なんだって須郷岬を越えると、青森県は深浦町になる。以前の深浦町はもっと北の方だけだった。前項で述べたように、南に隣接し白神山地の西の一部と白神岳、十二湖を有する岩崎村と合併して、「白神町」を名乗るつもりでいた..
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614 須郷岬=山本郡八峰町八森・西津軽郡深浦町大字大間越(秋田県・青森県)県境の岬を北へ「白神山地」という名前を意識するようになったのは、いつの頃からだろうと考えてみても、どうもはっきりしない。こどもの頃から地図を眺めて空想するのが好きだったので、だいたいの主な地名は頭に入っていたはず..