記事「京都造形芸術大学」 の 検索結果 147 件
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《君あしたに去ぬ》徳山詳直(京都造形芸大)前理事長の学校葬が12月12日に催される。昨日はなぜか私が蕪村の「北寿老仙を悼む」をそんな場で朗読しているさまをぼっと思い浮かべていた。「君あしたに去ぬ 夕べの心千々に何..
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《通信教育部スクーリング哲学講義補足資料---『監獄の誕生』》今日学生に補足資料として配布したものを再録しておきます。田村俶の翻訳(新潮社,1977年)ではとても理解ができないであろうと思う重要な箇所を補足説明するために配った。(私のブログなので私の氏名だ..
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《詩仙堂》「文学研究(短歌)」の授業の吟行で詩仙堂に来ていた。今日はとてもよく庭が見れた。白い花首が白砂の上に落ちていた。花首で落ちるのが椿。だからそれは椿。山茶花は一枚ずつ落ちる。 途中から「古仏」..
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《徳山詳直前理事長を悼む》黄の花を野に咲くままにまゐらせん 徳山詳直前理事長(瓜生山学園)が10月20日10時30分に逝去されたという報が届きました。通夜と葬儀は身内だけで執り行われたそ..
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《アサギマダラが指に止まった》大学の研究室の前にアサギマダラが来ていて、写真を撮った。ドアを開けても逃げない。それで撮り続けていると、一瞬だが私の指に止まった。シャッターを押す指の爪のあたりに。何という幸運! そう思ってい..
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《久高島お月見@徳仁港、ピザ浜&交流館》9月8日の夜のこと。9時から徳仁港の方へいって造形大のお月見会をした。テーブルにススキを立てるだけ月見らしくなる。10時半ぐらいまでそうしていただろうか。そこでまず一次会を解散した。それから希望..
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《さらば津軽と…》8月25日午後、三日間の授業を終え、さらに私の感じるもっとも恐ろしく津軽的なものを数人の学生と今回も授業の手伝いをしてくれたSAに伝えるべく、十三湖近くのある神社に案内した。ここに初..
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《いかにも確かに継起するもの》 (哲学コラム4)岩手県、小岩井農場の上丸牛舎構内に、宮沢賢治の「小岩井農場 パート1」から取った詩の四行が刻まれた詩碑が建っている。その詩は次のものだ。 > すみやかなすみやかな万法(ばん..
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生成変化---強度に、植物に、微塵になること (哲学コラム)ひとがある触発を受け、心の奥底のひそかな繋がりに動かされるとき、ひとは何か見知らぬものに生成変化を遂げているのではないだろうか。宮沢賢治の「告別」という詩はこんな言葉からはじまる。 ..
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《笠ヶ岳が見えた---「環境文化論・飛騨」2014》授業前日(6月5日)・高山入り。笠ヶ岳が見えた。隣に槍・穂高も見えるが、雲のために頂は見えない。今回はこの笠ヶ岳に護られているかのようだった。 笠ヶ岳 一日目(6月6日)の..
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《閉域の原則》---キセル防止 哲学コラム2014-2日本の鉄道駅にはたいてい出入り口がある。無人駅も実際は少なからずあるかもしれないが。ともあれ、入口があって出口がある。私の乏しい経験から言うと、ヨーロッパの駅には切符を使用したマークを付けるため..
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《添削の余白に---吉田松陰『留魂録』についてのレポート添削から》添削の一部分を紹介しておきます。 >『留魂録』からの読み取りはまずまずよいのですが、しかし「実」についての読解ができていません。そして「斬首されることが今まで行ってきたことの総仕上げにな..