記事「入国管理局」 の 検索結果 729 件
-
入管法を読む 第百九十七夜 退去強制手続との関係(1)難民認定申請と退去強制手続の関係はどうなっているのでしょうか。難民は国籍国において迫害を受けているのが通例ですから、本邦在留中に政変や紛争が発生し、それまでの身分を失うといったことが無い限りは、真正..
-
入管法を読む 第百九十六夜 仮滞在の許可の取り消し仮滞在の許可は当該難民認定申請の結果が出るまでは更新されるとされていますが、仮放免とその性格を同じものとしていますので、仮滞在の許可を受けた当時に提出乃至は申し立てていた文書や事情が、虚偽のものであ..
-
入管法を読む 第百九十五夜 仮滞在の許可(3)第五に入国後、刑罰法令違反者として懲役又は禁固刑に処せられた者も、許可の対象外となっています。 第六に既に退去強制令書が発付されている場合は、仮滞在の許可ではなく本来の仮放免の許可となるために、..
-
入管法を読む 第百九十四夜 仮滞在の許可(2)仮滞在許可を受けるには、仮放免の許可のように、様々な条件が呈示されています。 第一に、前記のような理由により用意された制度ですから、仮上陸や特例上陸、通常の入国手続による在留許可が得られていない..
-
入管法を読む 第百九十三夜 仮滞在の許可(1)難民認定申請する外国人が、上陸の許可を受けるか、在留資格を取得した上で申請するというのは稀なケースで、通常は不法入国者であったり、難民となったことにより在留資格を更新することができなかったりして違法..
-
入管法を読む 第百九十二夜 在留資格に係る許可(3)四つの条件に該当せず、難民と認められた者には、通常は「定住者」としての在留資格が与えられます。 入管法には「難民」という名の在留資格がないからです。 難民認定に際しても、法違反者の在留希望に..
-
入管法を読む 第百九十一夜 在留資格に係る許可(2)但し、これには四つの関門が用意されています。 その第一は、当該難民認定申請が、日本に上陸した日から乃至は難民に該当することを知った日から六ヶ月以内に為された申請であること。 第二に、日本に在..
-
入管法を読む 第百九十夜 在留資格に係る許可(1)難民認定申請した外国人が既に在留資格を取得している場合は、そのままの在留資格で在留しながら難民認定手続を進めれば良いのですが、法定難民の場合は特に母国から逃れてきている訳で、入管法上は違法な状態にあ..
-
入管法を読む 第百八十九夜 難民の認定日本に入国しようとする乃至は既に入国している外国人から、当該の者が難民条約上の難民であるとして申請があったときは、難民調査官(法務大臣によって指定された入国審査官)による調査等を経て、その者が難民に..
-
入管法を読む 第百八十八夜 日本人の帰国出国について規定があるのと同様に、帰国する日本人も有効な旅券乃至は日本国籍を有することを証明する文書を所持し、出入国港の入国審査官から帰国の確認を受けなければならないとされています。 かつて太平..
-
入管法を読む 第百八十七夜 日本人の出国入管法には外国人の出入国だけではなく、日本人の出入国に関しても規定があり、手続きを経ないで出国した者には罰則も用意されています。 本邦外の地域に赴く意図をもって出国する日本人は、有効な旅券を所持..
-
入管法を読む 第百八十六夜 事実の調査(2)しかし、在留審査においても、実態調査が重視されるに及び入国審査官が減と調査する場合において、事前に下調べを施すことが要求されるようになってきました。 そのようなときに公私の団体に照会する権限規定..