記事「刀剣」 の 検索結果 288 件
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「刀鍛冶の生活」 福永酔剣 著これは古書だが、該博な知識を御持ちだった福永酔剣氏が次のような章で書かれていて、興味深い。「刀鍛冶の職人史」「刀鍛冶の法規」「刀鍛冶の経済」「刀鍛冶の称号」「刀鍛冶と宗教」「刀鍛冶の恋愛と結婚」「刀鍛..
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「みちのくの仏像」展(於国立博物館)と黒田記念館黒田記念館とは、黒田清輝の遺贈によって建設された美術館である。岡田信一郎の設計で昭和3年に建設されたもので、耐震工事が終わって、この1月にリニューアルオープンされた。黒田清輝の油彩、デッサン、その他資..
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「館蔵名刀展 同時開催 幕末金工の美」 於刀剣博物館刀剣博物館の館蔵の御刀だから、何度か拝見しているものも多い。今回、驚いたのは金象嵌銘の助真の太刀だ。福岡一文字のような丁字刃が見事で、刃も明るく、良い御刀だ。匂の中で、どこまで沸づいているかは確認がで..
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「新版 日本刀講座 第5巻 新々刀鑑定編」 雄山閣今、新々刀のことを色々と調べている。先日、あるところで大慶直胤の押形をたくさん集めた資料を拝見した。そこにおける偽銘の多さ、偽銘の巧みさに改めて認識を新たにした。 この本は、昔の本であるが、ここ..
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「国宝の刀ー伝えられた武士の心」 於永青文庫今日、畏友のH氏と永青文庫に出向く。最上階に新しい展示室も出来、また刀剣の為の照明もLEDだと思うが、良くなって観やすい。もちろん展示においては、地鉄の地沸、地景などは手に取って拝見しないと無理だし、..
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「おれは清麿」 山本兼一 著幕末の名刀匠:源清麿を主人公にした時代小説である。時代小説の主人公にしては史料、作品資料などが多すぎるから、作者も苦労されたのではなかろうか。読む方も同様だ。作品や経歴を知っているから、素直に物語の世..
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「斎藤一 新選組最強の剣客」 相川司 著新選組オタクでもあった相川氏が新選組の隊士を個別に取り上げた本であり、「土方歳三 新選組を組織した男」(https://mirakudokuraku.seesaa.net/article/201303..
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「刃物の見方」 岩崎航介 著昔に出版された本の復刻本である。この本の中身について質問されたので、私も読んでみた。岩崎氏は新潟三条の金物問屋の息子として生まれ、戦前に東大の文学部國史科を卒業し、刀剣の古書を読み解く力を習得し、その..
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「赤松政則」 小山金波 著刀剣関係の古書である。赤松政則は応仁の乱のあとに、備前、播磨、美作の3国の守護となり、刀剣にも強い関心を示し、長船宗光を師として、自身で作刀もしている。著者は、当時の『蔭涼軒日録』などの比較的信頼度の..
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「物語 京都の歴史」 脇田修 脇田晴子 著ご夫婦で、それぞれが歴史学者の脇田夫妻の共著である。歯切れが良い文章なのだが、網羅されていることが、京都の数多い寺社ごとの歴史から多くの産業のことまでと幅広く、加えて、それが千年の歴史だから、頭に入り..
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「軍師 官兵衛」展 於江戸東京博物館NHKの大河ドラマにあわせた展覧会である。ある所から招待券をいただき、妻と出向く。黒田家の旗指物などが現物で出ており、その大きさを実感できる。戦場では、このくらいでないと目立たないのであろう。できれば..
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「刀装具の起源」 笹野大行著知人が古そうな透かし鐔を購入された。その時代に関して知人と語り合っている中で、笹野大行氏のこの本について読んで、勉強をした。ちなみに笹野氏は後に記された『透鐔』の中でも時代設定をしている まず、..