記事「刀剣」 の 検索結果 288 件
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「古今鍛冶備考」 山田浅右衛門 福永酔剣 著これは江戸時代の文政のはじめに刊行された古書の復刻版に、福永酔剣氏が関連する記事を書いてとりまとめたものである。底本は犬養木堂旧蔵の本であり、犬養の書き込みもそのままである。 犬養木堂は最上大業物に..
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藤枝市郷土博物館「日本刀と刀装具の美」展と久能山東照宮東海道の島田宿には室町期から刀鍛冶がおり、島田鍛冶、島田物と称されている。その島田鍛冶の展示を、隣の宿の藤枝市で行っていると、静岡藤枝の方から教えていただき、出向く。 今回、展示されている島田鍛冶の..
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「サムライたちの美学 新刀と刀装具にみる粋の心」 於静嘉堂文庫美術館今、二子玉川の静嘉堂文庫美術館で標記の展覧会が開催されている。 本日、雨の中、出向いた。天気が良ければ庭園の梅が咲き始めており、見たかったがあきらめて美術館の窓から楽しんだ。今年は1ヶ月遅れの開花と..
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「大江戸死体考」 氏家幹人 著江戸時代の死体に焦点を当てた書物で、ちょっとこんなものに興味がある猟奇的な人と私のように刀剣愛好家で截断銘、試刀家山田浅右衛門家のことに興味がある人及び昔の薬学に興味がある人以外は読まない方がいい本で..
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「武州下原刀図譜」 日本美術刀剣保存協会三多摩支部今の八王子市で戦国時代から江戸時代にかけて存在した刀工集団が下原鍛冶である。 その鍛冶について、地元の刀剣愛好団体が、資料をまとめて出版したものである。このようなあまり有名ではない郷土刀工を発掘し、..
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「首斬り浅右衛門刀剣押形 下」 福永酔剣 著上巻に続いて下巻を読んだ。上巻の時のブログ(https://mirakudokuraku.seesaa.net/article/201111article_4.html) ここでは山田家の家祖か..
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「日本刀研究の新道」 藤代義雄 著この本は、戦前に藤代義雄(人間国宝の研師藤代松雄氏の兄)によって書かれた本である。私は昔、甥である研師藤代興里氏からお借りして読んだことがある。 今回、改めて再読した。新鮮な視点で書かれており、..
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「豊前守藤原清人」 本間薫山 監修この本は、刀工清人の郷里の庄内で、顕彰碑を建てるにあたり、日刀保の庄内支部が中心となってまとめた本である。 清人の押形が多く所載されている他に、「刀匠豊前守藤原清人小傳」五十嵐善四郎(温海町史編纂委..
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「首斬り浅右衛門刀剣押形 上」 福永酔剣 著浅右衛門刀剣押形とは幕府お抱えの刀剣の試し役である山田浅右衛門が採択した刀剣の押形集である。 幕府の刀剣の切れ味を試すと同時に、あわせて死刑囚の首斬りも頼まれて実施したために首斬り浅右衛門と称さ..
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古赤坂鐔の鑑賞私が購入した雁金屋彦兵衛と極まっている鐔が2代西垣勘四郎ではないかと、私のHPでも検討経緯をアップしているが、その一環として、あるコレクターのお宅で、古赤坂鐔の勉強を兼ねた鑑賞をさせていただく。古赤坂..
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「名物刀剣 宝物の日本刀」 根津美術館根津美術館で開催されている「名物刀剣」展を拝観した。 照明もよく、刀剣の展示の高さも良く、名刀を十分に拝見できた。展示の高さは大事だ。低すぎると腰にくる。 ただ刃文を重視した照明だと茎の銘字が見難..
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第2回新作日本刀刀職技術展覧会 於 大倉集古館同じ時期に、もう一つの団体である日本刀文化振興協会主催の新作刀展覧会が開催されている。同時に研ぎ、刀装具、白銀(はばき;)、柄巻、拵、白鞘などの新作が展示されている。 刀剣界が分裂しているのは、本当..