記事「料理」 の 検索結果 95399 件
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主人がいない――信濃町カレー屋〔June〕駅についてまず、カレー屋〔June〕に行った。そこのカレーをどうしても食べたくて。少なくともこの五年は行っていない。 はじめて見る平らな皿に飯が盛られる。これまでは金属製の深いカレー皿しか知らな..
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トマト・ポーチドエッグ――ほんのり酸っぱくトマトの水煮缶詰が100円で売っていたので求めておいた。どうやって食べるかも考えずに。久しく調理台の隅に置いてあった。ある晩酌のとき、「そろそろ、どうにかして食べねば」という気になった。 この夏..
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京都市役所脇〔呑津吉〕――呑み屋の寂び真昼間から開いている居酒屋が、京都市役所と道を隔てた左側の一隅にあった。入り口にある品書きを見ると、ごく普通の惣菜が安価に食べられる。 すでに昼時を過ぎていた。喉が渇いていた。 二十品ほど..
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〔明治屋〕再訪白い綿雲がいくつもいくつも浮かぶ青い空。風鈴が心地よい音色で鳴り続けている。家中開け放ったなかを吹き抜ける風がありがたい。雲たちはじっとしているようでも、少し目を離していてまた見ると、その位置と大きさ..
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トマト玉子で開票速報たんぱく質をこのところまともに摂っていない。玉子を食べなくちゃ…。賞味期限9月1日のパックにまだ10個ほども入っている。 まともな料理が出来ないのだ。タマネギもジャガイモも買い込んでいるのに。ジ..
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晩夏一酌、雑感一刻――遅い夏休み総決算アブラゼミの鳴き声の中にツクツクボウシが一匹、また一匹鳴きだす。重ねて、コオロギが強い音を立てはじめた。 食卓から書き物机に席をうつし、パソコンを立ち上げている間にセミの声は止み、コオロギ数匹の..
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茄子煮――辻嘉一翁から茄子を丸ごと煮る。それだけ。簡単なのだ。そして、茄子そのものの味が食べられる。 数十年前、懐石料理〔辻留〕の主人・辻嘉一さんがNHK「今日の料理」で教えてくれた。 じつは以前、「萩・井上」..
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貧乏炊飯記――大豆タンパクの夕飯久しぶりに普通の料理が食べられた。葱と油揚の味噌汁。しみじみ美味いと思った。腹も心も落ち着いた。胃袋が穏やかに喜び、身体中にそれが拡がって行く。 ここ数週間、金がなかった。米がなくて、味噌も切れ..
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懐石料理の枯れ味――加賀料理〔大志満〕新宿店柄にもなく懐石料理を食す機会があった。こんなこと、このブログを始めて三年有余、なかったことなので、記録しておこうと思った。いつものヤキトリ、カタヤキソバ、ラーメンから一番離れたところにある領域。 ..
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若竹煮――〔三策〕の初夏久しぶりに八百屋〔三次〕に行ったら、小さな筍を茹でたのを売っていた。となりに立って同じく筍を見ていたお上さんの目を憚らず、その前に手をサッと伸ばしてちょうど良いものを奪うように取った。自分にもこういう..
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野蕗の佃煮――春はこれ野蕗を煮るのに苦労はない。気長に煮れば、それでよい。 蕗の表面を洗う。葉のほうから根元に向かってしごくようにすると、羽毛のようなものが取れるだろう。 蕗を4センチほどの長さに切りそろえる。..
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追慕、〔ガスト〕のカレー「福神漬がなくなって楽になったわね」と店員が小声で言い交わすのが聞こえた。 ン? なるほど、口に運んでいるカレーの皿には福神漬がのっていない。どうしたのだろうか。けげんな思いのまま食べ終えて店を..