記事「書籍」 の 検索結果 16329 件
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お金とは現象である内田百閒先生の「大貧帳」を読むと、お金というのは現象に過ぎないのだそうです。 貧乏とかお金持ちというのも、単に状態を示すだけで、なんら本質に関わる問題ではないのです。 確かに、昨今のマネーゲー..
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ときめき昆虫学(メレ山メレ子)虫についての本は多数ありますが、どうしても「虫屋」と呼ばれるマニアや専門家の書いたものが多く、ハナシが細かいところに入り込みがちです。 専門性を高めるにはよいのですが、読み物として面白いかと言われる..
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ダンゴムシに心はあるのか(森山徹)心とは何か、という定義から始まるのでなかなか読むのが大変でした。 ダンゴムシを使った実験に入ってからは、かなり詳細に実験手順や観察結果を記述しているので、そこも読むのが大変。負担を感じる部分はさっと..
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山形新聞を取り寄せてブンガクテキ素養の欠如を思い知るいつもコメントをいただくnarkejpさんのブログ、電脳郊外散歩道で興味深く読んでいるシリーズがあります。 佐伯一麦「Nさんの机で~ものをめぐる文学的自叙伝~ワープロとパソコン(*6)」を読む ..
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絶望の裁判所(瀬木比呂志)ハンサムで上品な中年紳士になろうとは思わなかった美青年時代、大学の法学部に学んでおりました。 いや、実際にはアホ学部で惰眠をむさぼっていただけですが。 就職の時、「法律を勉強したなら弁護士になれば..
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吹矢と精霊-熱帯雨林の世界(口蔵幸雄)オラン・アスリのひとつ、スマッ・ブリとともに暮らした人類学者による記録です。 と、書いてもなんだかさっぱり分からないですね。 オラン・アスリとはマレーシアの森林部に住む先住民のことです。スマッ..
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僕がメディアで伝えたいこと(堀潤)元NHKのアナウンサーである堀潤氏の生い立ちやNHK入社後のあれこれを通じて、報道のあり方を問う本。 ハンサムと言うよりはイケメンという言葉が似合う堀氏ですが、意外なことに、子どものころは太っていて..
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石の肺-僕のアスベスト履歴書(佐伯一麦)作者の佐伯一麦氏は純文学の書き手です。その分野はまったく読むことがないのですが、narkejpさんのブログ・電脳郊外散歩道で「ものをめぐる文学的自叙伝」という新聞連載のご紹介記事を拝読して知りました。..
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ポーツマスの旗(吉村昭)先日、吉村昭の「ニコライ遭難」をご紹介しました。 歴史的な流れでは、この後に「海の史劇」です。ロジェストウェインスキー提督の大航海と日本海海戦、そして講和条約の騒擾が描かれていました。 「ポー..
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フロムK(いしかわじゅん)漫画家のいしかわじゅんが、自らの生活と仕事を綴ったエッセイ的作品。 いわゆる業界内幕モノ漫画です。 いしかわじゅんの漫画は、密度が濃いとも思えず、連載本数もそれほどあるとも思えなかったのですが、常..
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ニコライ遭難(吉村昭)明治24年(1891年)5月11日、日本中を震撼させた大津事件を追った歴史小説です。 日本を訪問中のロシア皇太子ニコライ(後の皇帝ニコライ2世)に警戒中の巡査がサーベルで切りつけ怪我を負わせるたので..
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猫丸先輩の推測(倉知淳)「こめぐら」を読んだら、読みたくなり再読しました。 何度読んでも面白い。ミステリなんて一度読んだら二度目はないだろう、と思うなかれ。 謎ときだけがミステリの醍醐味ではなく、ハナシの語り口や登場人物..