記事「本」 の 検索結果 110203 件
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ナンバー2を目指した男~濫読日記ナンバー2を目指した男~濫読日記「聞き書『野中広務回顧録』」(御厨貴 牧原出編) 日本社会のリーダー像の現状について、辛淑玉が的確な論評をしている。少し長いが、引用する。 ――一般に、日本の社会は、そ..
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「戦後処理」の過程は一読の価値あり~濫読日記「戦後処理」の過程は一読の価値あり~濫読日記「戦後史の正体 1945-2012」(孫崎享著) 最近の政治情勢を見ていると顕著な傾向に気づく。反米的な言動をした場合の、岩盤のように揺るぎない抵抗である。..
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「ネットと愛国 在特会の『闇』を追いかけて」安田浩一著この闇は社会の闇~濫読日記「ネットと愛国 在特会の『闇』を追いかけて」安田浩一著 「在特会(在日特権を許さない市民の会)」の名を知ったのはごく最近だ。結成は2007年1月。会のサイトにアクセスすると、..
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都市と歴史を見る「異邦人」の視線~濫読日記都市と歴史を見る「異邦人」の視線~濫読日記「屋根裏プラハ」(田中長徳著) 事情があって職を失った友人が初冬1か月間のプラハ滞在を敢行、現地から送ってきた絵葉書に「哀しいほどに美しい街」と書いていた。..
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言葉に一縷の望みを託せるか~濫読日記言葉に一縷の望みを託せるか~濫読日記「瓦礫の中から言葉を わたしの<死者>へ」辺見庸著 ◇「震災後」への違和感 おびただしい死者たちの肉体は語られることがなかった。ただ数値としてメディアに乗せられた。..
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「福島」を普通の人間の視線で見る~濫読日記「福島」を普通の人間の視線で見る~濫読日記「裸のフクシマ 原発30km県内で暮らす」たくき よしみつ著 福島原発事故は、戦後日本の断面を浮き彫りにした。その一つに、社会的に「エスタブリッシュメント」と..
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「アフガン」に出口はあるか~「オバマの戦争」「アフガン」に出口はあるか「オバマの戦争」ボブ・ウッドワード著 「タリバーン、中東に和平窓口」―。1月4日付朝日新聞の国際面に小さな記事があった。カタールに事務所を開設するという。この動きは米国主導と..
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つくられた世論への違和感~濫読日記つくられた世論への違和感~濫読日記「民意のつくられかた」(斎藤貴男) 「まつり」が終わってさめてみれば、なんてことはない。なぜあのとき、疑問に思わなかったのか。なぜ、あんなにたやすくだまされたのか。 ..
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自然科学史の観点から原発批判自然科学史の観点から原発批判「福島の原発事故をめぐって」(山本義隆著) 著者は東大在学中から素粒子を専攻、物理学徒として期待されたが、ある事情で大学を去った。予備校教師をしながら自然科学史を追究、大著..
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ゲート社会が世界を牛耳る?~濫読日記ゲート社会が世界を牛耳る?~濫読日記「ショック・ドクトリン」(ナオミ・クライン著) ソ連の崩壊で「ポスト冷戦」の時代に入りましたが、この時代の定義はなかなか固まりません。ある学者は、世界は米国の一国支..
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「東京暮色」は失敗作か~濫読日記「東京暮色」は失敗作か~濫読日記 「帝国の残影 兵士・小津安二郎の昭和史」(與那覇潤著) 小津安二郎監督の映画「東京暮色」を見た。多くの映画評は「失敗作」という、そうした言説に踊らされ、見過ごしていた..
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濫読日記~「歴史を現場でとらえる」ということ「歴史を現場でとらえる」ということ~濫読日記「機関銃下の首相官邸 二・二六事件から終戦まで」(迫水久常著) 迫水久常。軍靴の足音が大きくなった昭和11年の2.26事件のとき、岡田啓介首相秘書官。押入に..