記事「本」 の 検索結果 110258 件
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F.ニーチェの『この人を見よ』に投影されたツァラトゥストラ(超人)の理想と自己讃美・復讐の衝動フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)の思想というと『ツァラトゥストラはこう言った』や『道徳の系譜』が注目されやすいのですが、ニーチェの著作を概観してその思想のエッセンスを知りたいのであれば『こ..
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M.J.アドラー,C.V.ドーレン『本を読む本』の書評:本の正確な理解を目指す“読書のマニュアル”読書をするためにマニュアルが必要なのかという疑問があるかもしれないが、『本の内容・読書の目的』によっては、M.J.アドラーの『本を読む本』のような読書のマニュアル本が役立つこともあるだろう。 日..
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伊坂幸太郎『終末のフール』の書評:地球・人類の滅亡が決定されても残る人生(日常)の意味とは?宇宙科学の天体運動の予測により、8年後に地球に小惑星が衝突することが分かったという前提でSFチックな物語が展開する。地球滅亡のカウントダウンを告げるニュースがテレビ・新聞を占拠すると、多くの人々は日常..
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T・バトラー=ボードン『世界の成功哲学 50の名著』の書評2:潜在能力と富の獲得に関する本前回の記事で書いていた『世界の成功哲学 50の名著 エッセンスを解く』の書評の続きで、『潜在能力を発揮する』のテーマから3冊ピックアップして簡単な概略と感想を書いています。『富と財産を築く』のテーマは..
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T・バトラー=ボードン『世界の成功哲学 50の名著』の書評1:意欲の向上と人間関係に関する本世界的にベストセラーになった『成功哲学』の本を50冊ピックアップしたブックガイド(読書案内)の本ですが、各書籍のエッセンス(要点)をコンパクトにまとめてくれているので、その内容がどんなものか大まかに知..
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村上宣寛『心理学で何がわかるか』の書評:科学的心理学のプロセスを重視した丁寧な概説書医学・医療や健康食品、エコロジーなどの領域では、一見して正統的な科学理論を装っているが、科学的根拠に瑕疵や不備のある『疑似科学』が問題にされることがある。疑似科学にも体験談(目撃談)のみに依拠する杜撰..
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『自分の小さな「箱」から脱出する方法 人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!』の書評本書でいう『箱』は、『自己欺瞞』のことであると解説される。箱とは『自意識(自己愛)へのこだわり』のことであり『自己中心的な認知(物事の捉え方)』のことでもある。自分が『箱』に入ってしまうことによって、..
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藤本ひとみ『皇帝ナポレオン 下』の書評:“成り上がりの皇帝ナポレオン”が抱えた野心・孤独・愛国コルシカ島出身のナポレオン・ボナパルト(1769-1821)は、フランス革命の『反王政・反封建主義』の理想を掲げて幾多の戦争を戦いながら、自分自身が皇帝に戴冠してレジオン・ドヌール勲章を用いた『擬似的..
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岡田斗司夫『オタクはすでに死んでいる』の書評:昭和的な価値の終焉と大人を拒絶する現代社会ミクロなオタクの文化史について筆者の経験を交えて論じながら、『昭和の死』や『日本の変化』というマクロなテーマにつなげていこうとする意欲的な作品。現代にもたくさんのオタクと呼ばれる人たちはいるが、岡田斗..
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小川浩『仕事で使える!Twitter超入門』の書評:Twitterと従来のウェブメディアとの違い“140文字”を入力して何でも良いのでつぶやくだけのTwitter(ツイッター)というサービスがウェブで人気を集めている。Twitter関連の新書を何か読んでみようと思って、1ヶ月ほど前に小川浩『仕事..
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土井隆義『友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル』の書評2:“言葉の力”と“つながりの身体感覚”『前回の記事』の続きになるが、何人かが集まる形式的な友達関係があったとしても、数ヶ月以上の時間が経過する中で、共通の話題や関心事が乏しくなって、何となく『友達同士で集まっていても退屈で面白みがないとい..
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土井隆義『友だち地獄―「空気を読む」世代のサバイバル』の書評1:“優しい関係”と“いじめ問題”現代社会で生きる人たちにとって『友達とは何なのか?』という問いに対する答えは様々であり、友達が多くいることに安心感や自己肯定を感じる人もいれば、友達から私生活に干渉されることに煩わしさや面倒くささを感..