記事「歴史」 の 検索結果 41116 件
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ヨーガの“心”を安定させる呼吸法と三昧の境地:腹式丹田呼吸の効果を説明する“気”の思想仏教もヨーガも『我執(がしゅう)』を苦悩の原因と定義して、自己中心的に自分だけが幸福になって快楽を得ようとする生き方が逆に人生の苦しみや虚しさ、葛藤を強めていくとするが、“私”という自意識・欲求に囚わ..
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内向的な仏教思想と外向的な近代科学(西洋思想)が求めるものの違い:外界の現実と心の関係性の捉え方自然科学に代表される“西洋思想(近代思想)”は、外界の事物の『実在性・現実性』を前提として、外界のモノの世界を『知識・技術』で改善したり、実在する他者との関係性を『実際のコミュニケーション』で円滑にし..
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ポストモダンと後期近代(レイト・モダニティ)の現代思想3:再帰性の高まりと個人化の苦悩ポストモダン思想を初めて提唱したのは、フランスの哲学者ジャン=フランソワ・リオタールの『ポストモダンの条件(1979年)』だとされるが、リオタールも工業分野の労働による物質的な豊かさだけを追求していた..
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ポストモダンと後期近代(レイト・モダニティ)の現代思想1:終わらない近代化歴史学の時代区分では『現代(contemporary age)』と『近代(modern age)』は形式的に分けられている事が多いが、現代史というと『現在進行形の出来事や人物とも接続されるごく最近の歴..
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岸田秀の『史的唯幻論』から見る“日本・中国・韓国の屈辱”と対米感情のねじれ:2途上国(弱小国)に対する侵略支配や植民地化を正当化する際に、キリスト教圏の西欧諸国は『野蛮・未開な部族を信仰・文明を通して啓蒙するため』という論理を押し通してきた。キリスト教の正しい信仰を広めるため、..
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岸田秀の『史的唯幻論』から見る“日本・中国・韓国の屈辱”と屈辱の雪ぎ方のもつれ:1結果論としての恩義(自分たちのおかげ)の押し付けをするというのは、1853年のペリー来航以降(日米戦争のアメリカの勝利と戦後)のアメリカの態度でもあり、日本人はこの一方的で傲慢な恩義の押し付けに憎悪・..
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歴史認識・民族感情を巡る『軍事的戦争』と『道義的競争』2:他国より格下と見られる屈辱国家間関係も当事者国の国民の感情で大きく動かされるが、『自国よりも格下・劣位・新参の国(子分のような国)だと思い込んでいた国』が自国と対等であるというような振る舞いや敵対するような外交・主張をし始める..
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歴史認識・民族感情を巡る『軍事的戦争』と『道義的競争』1:日本だけが悪かったわけではないの思い安倍首相の訴える戦後レジームの転換だとか自虐史観の変更、憲法改正による集団的自衛権の行使・国民の自由権の制限だとかいうものも、そういった『戦前の日本の歴史・軍事・教育・価値観の正当化(戦後民主主義・日..
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山本七平『日本はなぜ敗れるのか―敗因21カ条』の書評4:収容所の暴力支配と虚飾のメッキ・人間の本性収容所(固定メンバーで活動する閉鎖環境)におけるリンチ問題は、現代の日本における学校のいじめや体罰、虐待などにも通じる問題である可能性があるのだが、山本七平氏はこの収容所体験を、みんなが平等に最低限の..
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山本七平『日本はなぜ敗れるのか―敗因21カ条』の書評3:“現実の数字”を無視する員数主義小松真一氏の『日本の敗因二十一カ条』の冒頭に掲げられた要因は、『精兵主義の軍隊に精兵がいなかった事。然るに作戦その他で兵に要求される事は、総て精兵でなければできない仕事ばかりだった。武器も与えずに。米..
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山本七平『日本はなぜ敗れるのか―敗因21カ条』の書評2:バシー海峡の悲劇と日本の精神主義戦後の日本には漁船といえども殆ど船は残っておらず、日本にあった無数の船が戦地の海域や上陸作戦に活用されて、そのほぼ全てが撃沈されて海の藻屑と消えた。つまり驚愕すべき押し込み率で兵員を押し込んだ約300..
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山本七平『日本はなぜ敗れるのか―敗因21カ条』の書評1:小松真一の『虜人日記』とバシー海峡陸軍専任嘱託の技術者として戦地に徴用された小松真一氏が、日本が敗戦して間もない時期のフィリピンの収容所で密かに書き残した『虜人日記』は、山本七平氏がいう『現地性』と『同時性』を兼ね備えた一級史料である..