記事「生命」 の 検索結果 1096 件
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奥底にあるものを究めるすなわち慧思は、出家してからの数十年間、『法華経』をはじめとする大乗経典を何千回も読誦し、座禅も小乗禅から大乗禅へと進み、七年間も自己に厳しく修業したけれど、なかなか究極の悟りには到達できなかった。..
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経文によって優劣・浅深がある松本:いわゆる経・律・論の三蔵が、なんの秩序もなく中国へ続々と伝えられたこと。すなわちインドにおいては、初期教団の経典結集に始まって、部派のアビダルマ(阿毘曇)研究による小乗論集、そして大乗仏教..
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古典的なフロイト主義者わたくしは、古典的なフロイト主義者が、(極端な場合において)あらゆる事柄を、病理化しやすく、人間の健康な側面を十分に見ようとしないで、褐色の色眼鏡でなにごとでも見ようとしていることを、批判するもので..
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健康な幼児や児童まったく自発的に、内部から外へ歩が進められ、選択がおこなわれる。健康な幼児や児童は、まさに生命そのものであり、その生命の役割として、手当たり次第に、また自らすすんで、穿鑿ずきで、探求的で、物事に驚異..
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世親の「アーラヤ識」二十世紀後半の現代にいたって、世界の科学者たちが生命の神秘を解明しようとする流れに呼応するかのように、とくに西洋の哲学者や深層心理学者たちが、仏法の唯識思想に注目しつつあるのは、この世親の「アーラヤ..
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生命の基底部分にたくわえられる「アーラヤ識」というのは、われわれの経験世界を構成する観念の、その根源にある種子をたくわえる蔵という意味ですね。アビダルマ仏教の六識の段階では、その認識論の基盤にまで及ぶと、どうしても観念的にならざ..
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龍樹から世親の流れへ龍樹から世親への流れは、そのまま仏法思想の深化を示している。だが、世親はこの段階にとどまらず、さらに一歩ふみこんで『唯識三十頌』を著し、識の根本にある「アーラヤ(阿頼耶識=蔵識)識」なる概念を導き出..
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世親の活動松本:彼(世親)はまず『唯識二十論』において、外界の実存性を否定している。一切の存在は固定的な本性をもたず、空であり、幻のようなものであるにもかかわらず、一般的には実有であるかのように思われている。人..
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火と薪野崎:なにしろ非常にわかりにくい空の論理を、火と薪という、・・・。結論的にいうと、要するに火も薪も、それだけでは存在しえない、ということだと思います。 火は、薪がなければ燃えることはできない。また..
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中道の「空」無からは何も生じないが、空とは一切を含んだものであり、縁によって生じてくる。すなわち「何にでも空が相応するものには、一切が成立する。なんにでも空が相応しないものには、一切が成立しない」と『中論』にあ..
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具体的な言語音声として表現されたここで大事なことは、一切衆生の生命に仏界が備わっていること、そして仏を渇仰する一念が強まていけば、それぞれの生命に仏界を湧現することができるということです。仏滅後数百年にして、仏法がまさに失われんと..
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もし法華経が説かれなかったとすればもし釈尊が在世に大乗の教えを説かなかったとすれば、その一代の説法は完全なもとはならなかった。すなわち「円教」とはならない、ということです。 仏法三千年の歴史において、なぜインド応誕の釈尊が偉大で..