記事「生活」 の 検索結果 120172 件
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蘇生した人がのべているところではある種の夢や夢遊状態における記憶力の「高揚」は、ごく普通に見られる事実である。この場合、消滅したと思っていた記憶が、驚くほどに正確に再び現れてくる。私たちは、完全に忘れられていた幼少期の光景を、こと..
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夢の中の「記憶力」たとえ私たちの過去が、現在の行動の必要によって静止されるので、私たちにはほとんどまったくかくされているとしても、私たちが有効な行動の関心を去って、いわば夢想の生活にもどるたびごとに、それはふたたび識..
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その哀感の裏には征服的支配の過酷さが池田:過去に偉大な文明を築きながら凋落していった民族が味わったものは、哀感だったでありましょう。その哀感の裏には、近世からの、征服的なヨーロッパ人による支配の過酷さが、多分にあったと思われます。被..
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他文明を吸収し、その要素に同化する池田:私が不思議に思うのは、一つの文明を築いた後は、その文明の凋落とともに見るかげもなく衰亡していった民族もあれば、時代に応じて他文明を吸収し、そのつど新しい特質をもった文明を築き続けてきた民族も..
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記憶の保存場所私たちは記憶がどこに保存されているかということを、問題にせずにはいれらない。私たちは物理化学的現象が脳の中で起こり、脳は身体の中にあり、身体はそれを浸す空気の中にあると考える。しかしいったん完了した..
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現在とはなにか私の現在とよぶものは、直接的未来に面する私の態度であり、私の緊急の行動である。だから私の現在はまさに感覚=運動的だ。私の過去のうちで、この行動に協力し、この態度にあてはまることのできるもの、要するに..
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統一体の運動態を法則化した七如是トインビー:つまり、”十如是”の最初の三つは、さきほどの論題であった”空・仮・中”の”三諦”に該当するもので、生命力の実体を統一体として説明している、ということですね。池田:そうです。要するに、”..
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記憶喪失は情動が同じ効果を生ずることもありうる。けれども時としては、特定の表象群が記憶から消え失せたかに思われる場合も出てくる。私たちはこうした事実を多数にわたって吟味してみたが、それらはまったく截然(せ..
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部分の注視とともに全体観を見失わない池田:万物の様相についての、人間の認識の仕方が異なるというだけですむならば、話は簡単です。しかし、認識は必ず人間に影響を与え、思考作用から行動まで左右します。極端な例かもしれませんが、人間生命をた..
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理解されるはずの”実在それ自体”トインビー:ここで、私は、冒頭でふれたカントの命題に再び戻りたいと思います。すなわち、空間と時間は、人間の思考にとってあくまで不可避の範疇なのです。そして、空間や時間を基準にしてしか感知できない現..
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言語は固定した意味をもたなかった荘子(プラトンと同時代人)は、道の基盤をなしている心理学的前提条件について次のように言っている。「自と他がもはや対立しあうことのない状態が道の枢軸と呼ばれる」また、彼が「存在の末梢的な断片にのみ注目..
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変化する男らしさ、女らしさ男らしさ女らしさという異なった概念は、黄金の木の葉と枝のようなものなのだ。それは一見、堅固で永遠不滅、金色に感じられるかもしれないが、定期的に破壊され新しく鋳造される、とりわけ中年期には、本質的..