記事「詩」 の 検索結果 48519 件
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ジョセフ・ナジのダンスヴィデオ上映会+慶応アートセンターでは西脇順三郎展です地震(なゐ)すぎて 夜空に躍る 冬の梅 (水原 秋桜子) 秋桜子の珍しい句境を詠んだ作です。冬の静かな夜半にぐらりと地震がありました。外に出ると、梅の香が夜空に漂っています。..
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2012年、新年おめでとうございます。拙宅室内の美術品をご紹介大三十日(おほみそか)愚(ぐ)なり 元日猶(なほ)愚也 (正岡 子規) 新しい年2012年を迎えました。おめでとうございます。今年もこのブログ「饒舌三昧」、どうぞご贔屓のほどを。..
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英国ブルースロックの父・アレクシス・コーナーのこと+今年の収穫は岬多可子『静かに、毀れている庭』今年最後の「饒舌三昧」、いきなり画像をご覧いただくところから始まりました。大晦日を迎えて、泥縄で書斎の整頓や掃除を済ませ、さてリビングの掛け軸も架け替えます。これ、伝祇園南海筆の二対の..
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千葉市美では「瀧口修造とM・デュシャン」展、巌谷國士さん講演もありました。寒星や 神の算盤(そろばん) ただひそか (中村 草田男) 冬空いっぱいに瞬く星々を眺めて、草田男は神様がパチパチと弾くソロバン珠をイメージした、というのでしょう。凍てついた夜空に煌煌と..
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20日の下北沢での「ロックの国の朔太郎」イベント、盛況でした。深謝です椋鳥と 人に呼ばるる 寒さ哉 (小林 一茶) 珍しく一茶サンの句を引きました。この句、寒いので衣服をむくむくに(笑)着込んだためまるでムクドリが羽をすぼめているみたい、という解釈..
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ディディ=ユベルマンについての講演会、聴講+『秋元潔詩集成』が誕生します詩の湧きつぐことが詩 十一月の薔薇(さうび) (中村 草田男) おや、草田男にこんな句がありましたか。先日もとめたふらんす堂のポケット版の草田男句集に見つけた次第。栞解説の芳賀徹さん、..
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朔太郎展では朔美さんらの映像シンポ+笠井叡さん、公開デモンストレーションダンスでは真骨頂披露塔に上る 暗きを出でて 秋の空 (河東 碧梧桐) 碧梧桐(へきごとう)といえば自由律ですが、これはたぶん初期のころの有季定型ですね。暗い階段を上りきって塔のてっぺんからうんと澄み切っ..
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吉増剛造さんと朔太郎の影を追って下北沢散策でした朝寒の 顔を揃へし 机かな (夏目 漱石) 本来なら今の季節、まさにこの「朝寒」というのが実感される時期でしょう。漱石先生、一高だかの教室に朝の講義をしに入って、こちらを向いてズラリ..
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世田谷文学館では朔太郎展が始まりました+「ロック天狗連」バンド、北沢タウンホールで!デビューです髯のびて 秋刀魚啖(くら)へり 我は街に (加藤 楸邨) 秋です。秋刀魚の季節になりました。平均的日本人ならひと秋に何匹くらい秋刀魚を食べるのでしょうね。わが家でもこの秋はもう二度..
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和歌山近美では恩地孝四郎・藤森静雄展+若松英輔『井筒俊彦・叡知の哲学』は知的な刺激満載ですちりぢりと 向日葵(ひまわり)枯るる 残暑かな (芥川 龍之介) 夏の暑さというのは、いわゆる残暑となった頃が一番のピークでしょう。この句はそれをズバリと言い当ててます。ヒマワ..
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吉増剛造・映像作品gozoCine上映会は19日まで百日紅(さるすべり) 浮世は熱きものと知りぬ (夏目 漱石) 酷暑が続きます。午後の住宅街では庭先のサルスベリの赤い花がこの暑さを象徴するかのようです。漱石先生もこの花に託して炎暑を..
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「プンクトゥム・タイムズ」は吉増剛造さんの「REQUIEM-巡礼の旅」特集号濃き低き 虹を冠(かむ)りぬ 幾工場 (石田 波郷) 夕立の後に虹が濃い色で立ちました。真下には下町の工場街。戦後に波郷が暮らした江東区の砂町あたりの情景でしょう。「人間探求派」..