記事「詩」 の 検索結果 48593 件
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わが吉増剛造論『裸形の言ノ葉』、誕生です+森鴎外『寒山拾得』の不思議冬木照り 野の寂寥(せきりょう)のあつまりぬ (加藤 楸邨) 暦は師走となったので冬らしさを実感させる句を引きました。冬枯れの野原にはまばらに何本かの裸木が立っています。その木に冬の..
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「現代詩花椿賞」パーティーの夕べ+サッカーJリーグ観戦記雲幾重(いくえ) 風樹(ふうじゅ)幾群(いくむれ) 秋ふかむ (石田 波郷) 急に寒波が到来で、「秋ふかむ」というよりは「冬きたる」という感じの今日でしたが、暦は十一月後半、というこ..
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シュルツの短編「肉桂色の店」は現代詩です+わが吉増剛造論、誕生近し、です。千人の 天文学者 つどふ秋 (松本 邦吉) 現代詩人の松本邦吉さんは、長谷川櫂門下の俳人でもある、という話は以前にもしました。この句は松本さん自選の句のひとつ。一読、澄み渡った秋の..
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装丁家・菊地信義、面目躍如の2詩集+久々にサッカー談義雁(かりがね)や けふはなやぎし蕎麦の紅 (石田 波郷) 格調高い波郷の句、蕎麦の花の可憐な紅色を詠んだもの。そして秋になるとこの国に渡ってくる雁のイメージを合わせることで秋冷の空気..
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詩人北村太郎がモデルのねじめ正一新作小説+吉増剛造の朔太郎論『猫町映画館―下北沢』の構想だいぶ寒うなりましたと山鳩が啼(な)いている (辻 征夫) 詩人の辻征夫さんの遺稿句集『貨物船句集』から。「貨物船」は辻さんの、ちょっとユニークな俳号でした。辻さんは、八木忠栄・井..
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gozoCineの新作「鏡花フィルム」はまさにパンク!+ペドロ・コスタ監督in山形秋晴れて ものの煙の 空に入る (正岡 子規) 子規の俳句には時々、えっ!と驚くほど新鮮な視覚で詠まれた叙景の句があります。これなどそうでしょう。何かを燃やす煙がうっすらとたなび..
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吉増さんご母堂悦さんの本『ふっさっ子剛造』誕生+建築のシュルレアリスト・キースラー川蟹の しろきむくろや 秋磧(あきがわら) (芝 不器男) これは四国は愛媛県の南予地方を流れる広見川の河原が舞台です。この川の流れる盆地の村・松丸に不器男は暮します。秋の一日、久しぶり..
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ノーベル文学賞が決定です+ダダ・シュルレアリスム研究会のお知らせ海がくれ なほ沈む日や 秋のこゑ (三橋 敏雄) 「海がくれ」は「海が暮れ」でしょう。え?「海隠れ」という解もありかな、いややっぱりそれは変ですね。三橋さん、昭和10年以来新興俳..
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工藤幸雄詩集『不良少年』の反響+豊田市美のψ(プサイ)の亡霊次々に 薔薇は咲きつぎ 秋に入る (長谷川 櫂) 句集『初雁』から。ニュージーランドの薔薇園での連作の一句。薔薇は本来は夏の季語ですが、こういう使用法もありました。昨今の空模様、雲が..
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宮澤賢治講義の準備+映画監督佐藤真氏の死蜩(ひぐらし)といふ名の裏山を いつも持つ (安東 次男) 安次(あんつぐ)さんの第一句集『裏山』の代表句です。岡山県は津山市の旧家に育った安次少年には、屋敷の裏の里山こそは親しい遊..
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アンリ・ミショー展に行きました+旧「麒麟」同窓会蓋(ふた)あけし 如く極暑の 来りけり (星野 立子) 本格的な真夏到来という昨日今日です。まさにこの感じをこの句は謳います。「地獄の釜の蓋があく」とは、盆と正月は地獄の閻魔さま..
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三日月夕方、外に出たら、まだ夕日の色が残る西の空に うっすらと細い月が見えた。 メルヘンの世界の1ページのようだった。 自然の日々、移り変わる自然の美しさは、神々しい。 すべての人の頭上に、いつ..