記事「詩」 の 検索結果 48524 件
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陽気に自転車にとび乗ると つい陽気になり 陽気さを後押しする歌がわいてくる ジャズやロックは鼻歌になってしまうから 声を出したいときはどうしても歌謡曲になる このところ..
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こびずに曖昧なモラルがいつだってわたしを拘束する 足首をしばり 手首をゆわえ あえぎ声のもれる口を猿ぐつわし 目隠しして 目の下の隙間から 失望という名の涙をにじませ ..
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レジ袋レジ袋を たたんでいれる小さな袋 ホックがついてポケットにすんなり入って 模様はどちらも青の濃淡とそこを幾つもよぎる白で 曲線と曲線がかさなって離れてくっついて いくつも..
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明けない夜『明けない夜はない』のか そんな問いかけに わたしは答えることはできないはずなのに 知っているふりをして 恥ずかしさを払いのけ さりげなく 口を開けば 重々しくも..
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ロールオーバー緑色のガラスの硫酸瓶が工場の後ろの板塀にそって 横一列に並んでいて 近づくんじゃないよ そう背後から誰かに言われて ふり返っても そこにはひと気はなくて ゴミの..
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ひたいを愛が ひとつひとつ消えていきます ベンチにすわって 闇に消えていく木立のざわめきに震え うつむきながら 思いきり握るこぶしの 鍛えつづけた指のつけねの丸まった関..
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木綿のハンカチコンビニの駐輪場に自転車を止めて マスクのせいでたまった湿気をぬぐおうとポケットをさがしても ハンカチはなくて 出がけに 忘れものはないかと部屋を見渡し ポケットを探..
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風が運んできた風が運んできた あなたのささやきは悲しげで つい気になって それでも いつのまにかあなたとの交信のつては途絶えていて しかたなく 久しぶりに ペンで手紙を書き ..
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手首にフライパンを洗おうと手に持ったとたん 手首に 鋭い痛みがはしり ついフライパンをはなし フライパンは洗い桶におちて水がはねて ブルーのシャツに紺のぬれ模様をつけて ..
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まっ黒なまっ黒な水がくねる川岸に立ち さあ 泳いでみようか 背泳ぎで 見上げる空も星ひとつなくまっ黒で 辺りに漂う このぼんやりとした光りは わたしの心のぼんぼり ..
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回想の回想の古びたレンガをつぎからつぎへと積み上げていつか事実から遠ざかって夢が入りまじってそれでもレンガの階段の先からつぎからつぎへと積み上げて 高く建物は消え木々は隠れ山々は地..
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きえておまえはきえてしまった 大通りからわき道にそれて そのまま 『さよなら』のひとつも残さず おいら おまえを手玉に取って 材木置き場のでこぼこの擁壁にぶつけ ..