記事「詩」 の 検索結果 48524 件
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戯れ折句う季雨季の しゅうじつ晴れぬ なげき節 わき道それて れんがに凭れ たまさかに とざした角の きずな切れ をかしをんなの も服のもだえ とびら閉め めんを..
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泳ぐ花びらになって ワンちゃんになって 寄せてくる水をあびてグイと飲みこんで むせて 苦しくなって それでもまわりは知らないモノばかりで ほっとして いつか クロー..
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たわ言ある人にコンサートに招待されたが、あまりにも当日までの期間がながすぎて、『もしそれまで生きていたら必ず行きます』と答えて失笑をかって、わたしのさりげない言い訳はたしかに軽すぎてお笑い..
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閃光玄関を出る はげしい雨と風 カサを開く 下からの風にあおられてカサは裏返しになって空に持っていかれそうになって あわててカサを閉じて こんどは注意深く半開きにして バス停に..
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歩を進め分かれ道で選んだものを思い出そうとして やみくもに手探りしても かいがないのです 自分を目くらましして まったく関心がないふりをして おだやかに 自然に なにくわぬ顔..
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どっちつかず昼の喧騒とまばゆい光りに嫌気がさして 木影のベンチで イヤフォンにハードロックを流し 現実離れのした記憶にとりすがって 貧乏ゆすりをしたり鼻歌をうたったりしていると いつか影..
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幻覚梅雨の晴れ間に 見知らぬ町の 見知らぬ通りを歩き なにを探しているわけでもないのに 頭をめぐらせて 訳もなく歩きつづけ 日ざしは強くて 日陰をえらんで..
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シンメトリーまどろんでいると まぶたの裏に レモンの実が 闇を占有して黄ばんで楕円形に膨らんで 横たわっています どちらが先端なのかはわかりません ちょうど真ん中に縦の線が入っ..
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だるまさんがころんだ『だるまさん』 ゆっくり音節を区切って それから 『がころんだ』 そう早口で言いきって振り向いて あからさまに動いている子を さがしても だれも名指しする..
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だいじょうぶ小雨が降ってきて 空を眺めて だいじょうぶ 激しく降ることはない すぐやんでしまうにちがいない ところどころに青空がのぞいているから そんな思惑にひたって上を向..
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蹂躙して古代に魅せられて 縄文式土器をまねて造形して しばらく放置してから 焚き火で焼いて 煙が目にしみる 涙をにじませて風に舞う煙から逃げながら それでも見守りつづけ ..
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香り通りにそって 遠くの横断歩道にいたるまで 切れ目なくつづく細長い花壇の 紫の花に顔を近づけて 香りをかいでみると 懐かしい 幼いころの 草や蔦や茨まみれの断崖にそって..