記事「詩」 の 検索結果 48525 件
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香り通りにそって 遠くの横断歩道にいたるまで 切れ目なくつづく細長い花壇の 紫の花に顔を近づけて 香りをかいでみると 懐かしい 幼いころの 草や蔦や茨まみれの断崖にそって..
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めぐりあいあなたと 目があった途端に 胸騒ぎがして あたしはうなだれて 耳さえふさぎたくなって 急ぎ足であなたのわきを通り過ぎました きっと 頬を赤らめていたことでしょう ..
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あっけなくても図書館で ふと目についた小野リサのCDを借りて そのあと 退屈まぎれに 書架から適当なながさの小説をえらんで テーブルについてページを繰る 主人公らしき..
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まやかしなにか 必要なものがわたしには欠けている わたしを奮いたたせ わたしを行動にかりたて わたしをコントロールする なにかが たとえば ジャグジーで休みながらヤツが語..
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くつろいで細く曲がりくねって急な 山道をのぼる 霧雨が降っていて 道はぬるぬるして すべって転びそうになって 急ぐ必要はないのでゆっくり 一歩一歩踏みしめて のぼる ..
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夢うつつを道に迷い 黙々とぬかるみを歩き いつか 湖のほとりにたどりついて 目覚める 眠りについてから どれだけ経ったことだろう まだ早すぎる たわいもない番..
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涙目に目にごみが入って痛みます 指でまぶたをこすって 涙をためて お願い 涙といっしょに流れていって なんども瞬いて 涙をあふれさせて ふと 見あげると マ..
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カラスにカラスが低く道路を切り裂いて ビルのはざまに消える オレは切り裂かれたまま ぼんやり 時を引きよせる おととい さんざん競っておまえを蹴落とし 見下し きの..
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いいじゃないの排水溝のフタの上を一枚ごとにわたり歩く 速すぎても遅すぎても一枚ごとには歩けなくて わたしは このところお気にいりの「ポリス」の 『見つめていたい』をイヤホーンで聴..
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なくしてなぐさみにあれをしてこれをして くたびれきって さて帰ろうと モノレールに乗ろうとして気づく スイカがない どこのポケットをさぐっても サイフのカードを一枚一枚めく..
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落書き殴られて 洗面所に閉じこめられて 『鏡に顔をうつして反省しろ』とか わけのわからないことを言われて ヤツが 理不尽であることだけは分かっていても ぼくはあまりに幼く..
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一瞬を予報では晴天のはずなのに 曇っていて 空にはりめぐらしたわたしの意識は 雲の隙間から光をこじあけて とある街角のおすすめの音楽をクリックする すると はじめて耳にす..