記事「詩」 の 検索結果 48526 件
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一瞬を予報では晴天のはずなのに 曇っていて 空にはりめぐらしたわたしの意識は 雲の隙間から光をこじあけて とある街角のおすすめの音楽をクリックする すると はじめて耳にす..
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男と女の時男の時と女の時はめぐりあった 一 男は探していた 二月の寒さには薄着すぎて 冷え切って 目には涙が潤んで 沖合からの突風が首筋をさいなむ 男は寒さ..
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もう春を冷たい風が吹きつけてくる 吐く息は白くけむって なにものかが 視界をわざと閉ざして わたしを現実から遠ざけて わたしをどこかに閉じこめようとしている 空を仰..
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夢見ごこちに夜中に目覚めて 夢見ごこちに階段を下りる 下りながらつい記憶をたどっている 半年ほど前、 左脚のふくらはぎの肉離れで、 脚一本まるごと、 真..
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おしゃべり話すように文字を綴ってみる すると あちこちにあったでこぼこは なんの気なしにつま先でならしてて いつのまにか なめらかな床に 主語がなくても 述語は 光り輝く..
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終止符終止符をうつ おいらと ずっとずっと前に ほんのわずかの時を共有したあんたとの思い出に おいらは窓辺で まばゆいばかりの光をあびたあんたに憧れを 伏目がちに影になっ..
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めまい最下段のさ行の作者名を探しても 見当たらなくて ふと立ち上がると たち眩みが 目の奥にかすかな重みがはしり それに引き寄せられて 闇が 闇のなかには金色や灰色や緑..
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新春戯れ歌あなたへの 愛の便りの あやまちで 宛先なしと 空き地にもどる 原点の 限界超える けさの窓 結晶けぶる けりがついたと まぶた閉じ 真っ暗闇には まく..
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男(と女)の時男の背後から 遠く 山おろしが季節外れの香りを運んでくる 男が記憶している女の香りは結実しそうになりながらも 散り散りにわかれて浮遊して 懐かしくて ふり返..
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何かが一 プールへ 朝はやく目覚めると 雨音がする そうだプールへ行こう 何かがわたしを急き立てる カサをさして家を出る 思いのほか雨足はつよくて ズボンの..
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黙ったままコトバにはならなくて 仕草で 手を開いたり 肩をすくめたり 足を交差させたり お腹を引きしめたりして あなたにつたえます コトバにはできなくて 表情で ..
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蹴るがいい急に曲が途絶える 蓄音機の針が ステレオ化したレコードの溝を斜めに走る ちょうど 朝早くに 壊れかけたトタンの雨戸を思いきり戸袋に押しこむ あるいは暗くなりか..