記事「詩」 の 検索結果 48526 件
-
悲しみの悲しみに翻弄された話だったのに 出てくるひとも ふるまいも いきさつも すっかり忘れて どうおさまったか それすら忘れて わたしは おまえに倍する悲しみの物..
-
からっぽの『夜来・・・』 何とかという名の場末のキャバレ-で 衝立みたいな薄い壁で店内と間仕切りされた 暗い通路にレジがあり その隣りにカウンタ-があって おいらはそこで注文を受けて ..
-
決断男と女は会うたびに 男は 女の心にわけいり コトバの綾で みつ織りにしてよつ織りにして あれこれ無い知恵をふりしぼって 手間ひまかけて 飾りたてようとする ..
-
耳をそばだてて耳をそばだててごらん 遠くから 風にのって しだいに近づいてくる あれは子どもたちの笑い声 ひとつだけじゃない 笑い声に笑い声がかさなって つらなって ..
-
初夢まわりには何もない 凹凸のない砂地ばかりだ 若い女がハンドルをにぎり ぼくは少年になって助手席にすわり かすかに湾曲した地平線にむかって 一本のまっすぐなアスファ..
-
くたびれたくたびれた もうくたくた 病院で待ち疲れて やっと受診して 調剤薬局では思いのほか早く薬をもらって それから買い物へ 南風がつよい カサがさせない あまり雨は激..
-
男と女の時おまえを思い出すときは 冬 厳寒の二月 春の気配が漂うまえに 男はだれにともなく語りかける 孤独っぽいそぶりと 孤独そのものと いわば 生と死の そのへだ..
-
沈黙して負けたんだよね おまえはうつむいて 指をひたいにあてて 親指と小指はとりのこされて さまよって とくに小指は目を突き刺しそうで おれは気がかりで目が離せなくて なにか..
-
痛いベンチでコンビニコ-ヒ-を飲みながら 空を仰ぐ 真っ青に晴れわたった冬が 強くて冷たい風を海からはこんでくる 枯葉がそのあおりを受けて路面をとびかう 透明なペットボトルが..
-
耳ざわりな耳ざわりな騒音には閉口する たとえばバイクのけたたましい排気音 かつて そんなバイクに乗ってたヤツに 故意にうるさくするそのわけをきいた わけなんてないさ みんな静..
-
枯葉おまえは まばたきもしないで見つめる おれの目を BGMに『枯葉』がながれ ついおれはやるせなくなる この窓辺で おれを見つめながらも おまえはおれを見てはいない..
-
気まぐれときどき 気まぐれをおこす 道路の向こう側によく行くコンビニが見える コーヒ-を飲んでいこうか 背後からの爆音は咳払いで消す 斜め前方からの黒い塊は まぶたを閉..