記事「詩」 の 検索結果 48528 件
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べいあっかんべい 片目のしたを指でおしてひろげて 赤目をだしてにらみつけて おまえになんか べいべいしていられるもんか くるりとまわって 黒べいにそって さあさ行くべ..
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春の風春風がほこりを巻きあげる 左手を目もとにあてて そのとき腕時計の秒針の54あたりがちらついて それを残像にして 目を閉じる 閉じたまぶたのなかには 星をちりばめた 丸みを..
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石ころ一 石を積む 橋の欄干によりかかって海を眺める 寄せるしぶきがひくい 川面もゆったり流れている ゆったりしなければ いままでなんてせわしなかったことか 愛憎の波にもみく..
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めっめっ 見つかって叱られた 店のおじさんに まなじりをあげて こわそうな目で ごめんなさい 指ではさんだ板チョコを おびえて 目を潤ませて か細い声で さ..
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花びらに向かい風が 上り坂をすべって下りてきます 山にかかった霞をはらって 坂の両側から 桜の花びらを なかには花房を 粉雪にして 蝶の群れにして 肩に腕に足に 顔にさえ..
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とりコンビニ前のベンチでコ-ヒ-を飲んでいると 「とり」が 映像ではなく できあいの象形でもなく ひらがなで 道路と建物と駐車場と 空とかすんだ森と煙突と 動く車とひとと..
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秘密の海を見下ろす高台に オレとおまえの秘密のバラックが ある日 くすぶって 煙をふきだして 炎につつまれて よろめいて崩れて 灰になってしまった どこもかしこも潮風..
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がんばってとても言いにくい がんばって ときに 死に至る病いのその暗闇で 明かりを見いだそうと もがいて あがいて 息をあらげて あきらめかけてる あなたに ..
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涙一 中島みゆきの「糸」が流れる その川に スクリ-ンに あの日からきょうまでのスライドの陰影がきざまれて スライドに涙しました あのころは あしたを考えることはできま..
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と(3.11によせて)車いすで傾斜をのぼる そこに走って戻っていく 海を眺めながら そんな あんたのことを考えていると 風が波をまきあげて 波頭が鎖になって 連なって 虹色に輝いて 糸になって..
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だいじょうぶ狭い道路だ ひざしは弱く風は冷たい 早い春においたてられて よろけ気味に 住宅ぞいに 前方から自転車がくる わたしは逆に川べりをガ-ドぞいに自転車ですすみ たがい..
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初恋って初恋っていじらしい いちめん雪が光ってまぶしい校庭で 雪のかたまりを投げつけて 逃げるおまえを追いかけて これでもかってほど くりかえしくりかえし みどり色の 若草色..