記事「詩」 の 検索結果 48530 件
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急停車だらだら食べる かみしめているわけじゃない くつろいでいるわけじゃない ただだらだら きっと おいしく食べているようには見えない まずこの小皿を つぎにこの小鉢を..
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木と少女腰をゆらりと曲げて いくつもの腕を 下げて横にして通せんぼして 上げて伸ばして顔を隠して それでも腕の先の茂った手を幾千の目にして にわか雨で涙をたたえたまま 雲間からでた..
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定食屋にてふたたび食まいり候しあはせのこと。 左の手にてはしをとりあげ右の手にまづもち。 これにみようあり。女房若衆は右にてとるべし。くでん。 さて食椀をとりあげ。 食を一くちまいり。 しる..
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定食屋にてふと手がとまる 目がとまる 息さえとまる どこかから 何をしているのって 問いかけられてるような気がする 無意味な字面の波のペ-ジに投げ出されたような気がする そこでは ..
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見つめないでこれはほんとうではない ほんとうからはほど遠い そう思えて口ごもって 話しことばは そのとき吹いてきた潮風にあおられて 語尾が弱々しくゆれて 花びらみたいに散らばるのが分か..
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画集その女が目のまえにいた 「助けて」 息せき切ってそう言った 乱れ髪に雨の雫が光った 土橋を渡っていた女だ 強い風雨のなか すぼめ気味の傘の軸と柄をしっかりにぎって ..
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むしゃむしゃごくごく日記だったらどう書くだろう このひとときを きっと事実を淡々と この思いを思いつくままに たとえばこう さくらんぼチュ-ハイを飲みながら からあげクンの赤を楊枝でさして食べ..
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オレとぼくと砂浜の石段を上がった遊歩道の鉄柵によりかかって ぼんやり海を眺めていたら 背後にひとの気配を感じた ふり返った ひっきりなしに車のいきかう通りの向こう側の レストランのまえに..
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ちんちろりん(陶萌会作陶展より) ヤツの愚痴をききたい ヤツはいまどこにいるのか これっきりの夜 暗く ..
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ほっ大きいビニ-ル袋がひとつ 集積所に残っている そこには四角い貼り紙がついている このごみは収集できません 以下のように分別してください 燃えるごみ 危険物 資源ご..
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暇くれたいとし殿さに、なぞかけました。 前の田なかの三本杉に、鹿が寝ふしたが、 解きやれや。 殿さ。これを解くならほんまの殿さ、 解かずば、わたしに暇くりやれ。 ..
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辻占い火事が 四つ角の信号待ちの ふたり連れの 交わしたおしゃべりのひとつがふわりと近付いて まとわりつく なぜ火事か 推測はつく 何日か前の真夜中に 海を望む民家二..