記事「詩」 の 検索結果 48604 件
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ぞっとする古い本のページを繰っていたら、 「かんにんの四字」が目を引いた。 『忍耐』 小学生のとき、 黒板のわきの貼付板に先生が自分で書いた半紙がはられていた。 きっと先生の座右の銘だ..
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どうでもいい風夢は といってもたいしたものではないけど お金とオレの頭の都合が悪く はかなく飛んで割れたのに どうでもいい風は オレにまだ地に足をつかせない いつも心もとない相槌ばか..
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しもつきのしもつきのかきおきますわありがたく ドアを開けて電気をつけて部屋に入ると テ-ブルの上に柿が一個あった その柿は白いメモ用紙にのっていた その用紙に平仮名だけで書いてあった..
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ここにわたしはここに居ます すこしも気の休めない ゆったり眠れないここに 仮の世の仮の宿の この仮の寝の ここに どこからかすきま風がはいってきます それは悪意になって..
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朝のコ-ヒ-晴れててもひんやりしているので もうアイスではなくて ホットでコ-ヒ-を頼むと おねえさんはド-ナツといっしょに トレ-を少し持ち上げて渡してくれて どうぞごゆっくり ..
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スト-カ-雨がたちまち 膝から下をびしょ濡れにします カサをまえに傾けると 無防備なうなじから背中を 急にべたっと 異様なヤツにおおいかぶされて はがいじめされて 生温かい息を吹き..
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リストカットリストカットなんてコトバが 巷にあふれるずっとずっと前に 浪人中の男はリストカットしてた 玄関なんて通らないで ガラス戸をあけて出入りのできた 共同トイレと洗面所だけの一階建..
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7周年をむかえてきょうで7周年。 1周年、3周年のときは感慨もひとしおで、 驚きや喜びもあったが、 7周年では、 へえ-そんなに続いたんだって、 へんに冷めて、 へんに投げやりで、 へんにひとごとみたい..
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男と女の時男の伝えたいことばは まだのどの奥につまっていて 口のなかの暗闇で調音することはできない あたたまった風ばかりが 舌に絡まり 前歯をよぎり 唇のわずかにあいたすきまから..
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暗い日曜日向かい風の 上りの坂道はきつい サドルに腰を落ちつけてる そんな余裕もなくて 立ったままで ハンドルを強く握りしめて ときどき後方に目をやって 車が のぼってこない..
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あたしと自分とオレと一 あたし どうしてあたしが悪いのさ あたしはつれあいを怒鳴りつけた 毎日毎日午前さまのつれあいを あたしを愚痴女だって よく言うよ 安月給のくせに やりたい..
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ハンモック目を覚ましたら 隣りあったビルとビルの屋上に先っちょを留めたハンモックの へこんだ真ん中あたりでわたしは横になっていた いやな音がした プツン プツン 体を動かして..