記事「詩」 の 検索結果 48604 件
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きたがないなら言わせたかったんだね きたないって だから手にぺって唾をつけて けんちゃんは その手のひらがまだかわいてないのをわざわざぼくに見せつけて はっけよいの形になったんだ やめて..
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雪が降る雪が降る しの字くの字に しの字くの字につらなって 悲しいの 泣いているの 涙がやまないの 雪が降る ての字くの字に ての字くの字にあとを踏み どこへ行くの わ..
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指かくし指指どの指 右の指ひらいて 左の指ひらいて なむなむなむなむ ぶつかって重なって なかで泣いてるかくし指 右手のおや指とこ指は両端にある 隠れているのは左..
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さよなら雪は街灯の輪郭からふっとわいてきて 光りを浴びて見上げるぼくの ひたいをかすり まつ毛にかかり 頬をすべる ぼくは口を大きくあけてみる 雪は熱い血潮を冷やし のどの奥に ..
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さいころの塔グラスは隣りにすべらせて 薄暗い光を反射したカウンタ-をがらあきにして 両手を開いた 右手にかたい革の筒 左手に五つのさいころを持って いかにも心を開いたとでもいうように ..
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お餅お正月の餅をネズミがかじった それから屋根裏へむかって引っぱった ひと休みしてかじって かじってはまた引っぱった ネズミは餅に心をうばわれていた だから 行く手で身を沈めて..
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酒を・まわし・ながらこのままにならないうき世の うさばらしの酒 きまま酒 せめてこのまま眠り酒 とはいいながら さしてさされて水さされ 飲めば飲むほどさえてきて 冷たい酒の無為の酒 いつか..
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背なかあわせで背なかと背なかをぴったりあわせて おまえの肩はオレの肩甲骨のしたに おまえのお尻はオレの腿のつけねに ぴったりくっついて くっつけて もうこれっきりの 背なかあわせ ..
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ステップにいつのまにか 右膝がたわんで伸びて たわんで伸びて そのたびに ちょっと浮かしていた左のつま先が かかとをつけたままのステップになる ステップをふむのではなく ステッ..
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時計くん夜を平泳ぎしていたら 胸からのばした両手の先に何かが触れた 泳ぎをとめてみてみると 柱時計みたいだ だけど 針がない 数字がない 振り子がない ガラスのふたがない ..
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秋の空上着をぬいで 左手で片袖をにぎり お尻にふんわりかけて 右手でもういっぽうの袖をたぐりよせ ジ-ンズの腰に 無造作にゆわえつけて 茶とネズミのボ-ダ-のシャツ一枚になっ..
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ささいな顛末なにごとか あそぶあそばぬ いさかいも なくぞ限りのわらはべの友 (「草徑集」大隈言道) ことの顛末はこうだった なにか言われた あんたに..