記事「詩」 の 検索結果 48532 件
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めざめ季節の変わり目に めざめます きのう閉め忘れた 窓のすきまから わずかに開いたカ-テンをゆるがして 風が忍びよってきます 鳥のさえずりがひびいてきます 縦長の空は灰色から..
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おいで夜となく昼となくノラネコの鳴き声が聞こえてきます。 いかにも悲しげにつらそうに、 ミャ-オミャ-オと鳴き続けるのです。 お腹がすいてるのでしょうか、 それとも優しい声かけをもとめて..
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あれから一年波あやの石灰岩の山 発破をかけるぞ 気をつけろ 石灰岩が砕け散る ぼくは崖の上から 白い岩肌にしがみついて 水晶のかけらをさぐりだす 親指と人差し指でつまんで シャツの..
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十字路路地の突きあたり バス通りを右に曲がる なんの気なしに いつもの道順をかえて 車をさけて道を横切り 商店街にでる 電柱のうらで黒猫が伸びをする いく本もの電線が鉛色の..
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白目地に足がつかなかった かかとはくじけて つま先は蹴り上げるちからをなくし 腰はへたりそうだった それというのも おまえの目だ 黒い満月がつりあがって 半月になり そのま..
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出窓にてⅠ 白い蝶々がむらがって 羽がわずかにささめきます たがいの灰色のかげりを斜めにうけとめて たてに反ってよろめき 空に接するうねりは 尾根になり峰になり また尾根にな..
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不文字の村書置きは残せない すべがないから でも困りはしない あとで話せばいい 膝をつき合わせて 下の墓守りの爺さんがやってきて、 孫が腹痛をおこしていると言った。 きっと夜食..
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残酷な夜目を覚ます カ-テンのすきまはまだ暗い 柱時計の短針は上向きで長針は下向きで 目を細めるまでもない 残酷な夜だ 寝返りをうつ 毛布がめくれて背中に風があたる 足元も冷..
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助走もういたたまれなくて また飛び立とうとしている 翼もなく 身軽さもなく しなやかな足もないのに 身のほど知らずなのに しっしっと追いたてられて 後ずさりしてつまずいて ひっ..
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願いおしよせる音の波が耳をふさいでも とぎれることのない いつも うるさいほどにまとわりついて 首筋から耳へ伝わってくる たしかなぬくもりが消えた おかっぱの髪をなでながら ..
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高架橋高架橋をわたる電車の窓に うつろな目をみつけます 少し横向きになって首を思いきり曲げて 長い髪で額と頬をかくし 青い裏地の隙間すら見せない 埃まみれの空を 払いのけるでもなく ..
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狐塚あたしは狐 やせて 片眼を失って いつもお腹をすかせている あたしを見つけたドライバ-が 車を止めて 窓越しにあたしにエサを投げた あたしはエサよりもドライバ-をじっ..