記事「詩」 の 検索結果 48604 件
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雨のなかでさあきてとおまえは言う オレは戸惑う 雨が降る 屋根に壁に窓ガラスに 電線に 電線に止まるカラスに 両足歩きで オレとおまえのあいだを行き来する その黒い影に ぴ..
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五周年五周年 もうそんなに経つんだ。 気が向いたときに書きこむ程度で、 これといってアピ-ルしたいことがあるわけではなく、 といって外の世界に関心がないわけでもなく、 どうかすると..
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お月さまいくつお月さまいくつ 十三ななつ まだとしゃ若いな なぜそんなにむきになるのか 自分でもわからないけど 白地のゆかたの すそから膝あたりまで いちめんに 墨で..
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堂々めぐり背中がちらつく もう少し でも 手をさしのばしても とどきはしない 手を払っても 前のめりになってしまうだけ 神社の銀杏の大木の ざらざらした幹に手をあてて ..
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鬼の留守に入道雲がもくもくひろがって 夏の晴れあがった空に それでもとんぼが 季節の秘密をにぎっているかのように 追いかけてごらん つかまえてごらん サングラスの曲面に きらめきをひっ..
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高速バスであごをすこし上げて 雨だれの流れはじめた窓ガラスに ひたいの隅をあてると 濡れたみたいにひやっとして 道路の継ぎ目やへこみにぶるぶると震える ぼんやり外を眺める さっき..
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またね一 またね だれにも再会できなかったけど 入りくんだ浦のどこにも鴎が飛ぶ 伸びほうだいの荒れ地にコスモスのひとむれが風に揺らぐ 三階建ての赤いむき出しの鉄骨が遠くにかすんで見える..
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ほほ笑むだけでいいほほ笑むだけでいい 暗闇にほんのり あかりをともすように 競うわけでも 気取るわけでも 気負うわけでもなく 口をとじたまま 静かに 一瞬でいい この い..
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てんてっとん難しいかもしれないけど だいじょうぶ さあ あたしと向かい合わせにすわって いい 両手をたたいて ぱちん それから 片手をあたしの手と打ち合わせて ぱちん そのとき ..
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欄干わたり子どもの遊びとはいえなかった 橋の欄干にあがったとき 子猫のようにうずくまったまま 体を動かすことはできなかった ずっと下に 大きく口を開けた黒い川が流れていた 欄干の先は..
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ちいさな虹ホ-スで打ち水をしていたら 濡れた地面から茂みまで なだらかなド-ムになって 金色のしぶきにけむった 小さな虹があらわれた くぐりぬけてごらん ホ-スをくくりつけて ..
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はかりあそびちょうだいな きょうはお祭り おめかししましょ 白粉ちょうだいな はいはい いらっしゃい あたしは両腕をさおにして 天秤になって いかほど ひとさじちょうだい..