記事「詩」 の 検索結果 48605 件
-
かくれんぼかくれんぼするもの この指とまれ じゃんけんポン オニはだあれ ボク? どうしていつもボクはオニなの。 まるでいつも悪いことをしているみたいに、 ボクは決まってオ..
-
四人橋ヤツの家は一日中雨戸が閉まってた そう聞いてオレは出かけた 無理にこじ開けた雨戸越し ほの暗い部屋に秋の日差しがサッと走って 光りに交叉するものを見せた 紫色の足を 見..
-
戯れ歌ひと雨きそうな曇り空 洗濯物を物干しに かけてかけない波しぶき うらぶれスズメがチュンチュンと 湿った砂に枯れ枝の 跡を残して冬支度 まってまってと声かけりゃ 怪訝な顔で..
-
未練訃報が届いた。 また一本、未練の糸が切れてしまった。 つらいな。 でも、 手で績んで、紡いで、布に織る、 機織り歌でもうたいながら、 いつかすてきな着物をつくろう。 未練..
-
男と女の時どちらも足がなかった。 どちらも影が薄かった。 どちらもつまりは、 幽霊だった。 幽霊にも歳がある。 性別がある。 表情がある。 月並みだけど、 水辺の柳の木の下だ..
-
この浦方でこの浦方で刺し網をつくろいながら、 おまえは言う。 最初の地震で家は崩れそうになった あわてて逃げたさ 海を見下ろせる避難区域の山へ 30メ-トルはあろうというきりたつ山さ でもだれか..
-
10円玉と1円玉泥だらけになって、汗まみれになって、 かきあげたスコップのなかに10円玉を見つけた。 なぜかふだん使っているものより小さくみえた。 ゴム手袋でこびりついた泥をこそぎ落とすと、 はっきり赤銅色に..
-
四周年早いもので、ブログをはじめて四周年になる。 特に感慨はないが、ここまできたら、あと一年などと、 あると確信できない明日に夢の橋を架けてしまう。 はじめたばかりのことを思い出す。 どこか頼り..
-
指と手とおまえはいかにも饒舌だ。 前にさし出した両手はひっきりなしに泳ぐ。 指は波打つ。 波打ちながらひらき広がり、 危うげにしなり、たわむ。 と思えば、ちからを込めて一か所に集まる..
-
枯れ葉枯れ葉が降る はらはらと 舗道に落ちるまぎわに 宿命を見すえたように すばやく 落ちてちらばって 北西の風に 転げまわる カラカラと オレはむずがゆくなる ..
-
魚影カラスがやけにないています 窓のそと 鉛色の空を斜めに横切ります ヒュッヒュッと羽音をたてて 一羽また一羽 あれはチェンソ-の音 ウイ-ンウイ-ンと高く低く 激しい震..
-
災厄をかれは災厄を語る 逃げても逃げても覆いかぶさってきて 一瞬の間にもみくちゃにして 見ず知らずの町に放り投げて それでもまだ足りないで また追い立てる 災厄を 丸い石に腰かけて 両手..