記事「読書」 の 検索結果 44430 件
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加藤陽子 それでも、日本人は「戦争」を選んだ(2) 日中戦争続きです。 日清戦争と日露戦争は日本の安全保障、特に朝鮮半島を巡る戦争でした。第一次大戦も、ドイツの山東半島、パラオやマーシャル諸島などの南洋諸島の権益を得ますからこれも安全保障のための参..
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2023年の読書今年は33冊とあまり読んでいませんが、面白い本に出会えました。ベスト3は、マルクスはエコロジストだった云う『人新世の「資本論」』、森鴎外の裏切りと『舞姫』エリスの..
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加藤陽子 それでも、日本人は「戦争」を選んだ 日清戦争~第一次世界大戦 (2009新潮社)日本は、日清、日露、第一次世界大戦、大平洋戦争と4回の戦争をしています。何故戦争をしたのか?、中高生に向けた五日間の集中講義です。全部で5章、 序 章:日本近代史を考える 第1章:日清戦争..
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吉田修一 国宝(2021朝日新聞出版)上巻・青春篇と下巻・花道篇に分かれています。 1964年正月、長崎丸山の老舗料亭の新年会から幕が開きます。集うのは長崎、佐世保などの侠客の親分衆。宴たけなわの頃、歌舞伎『積恋雪 ..
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吉田修一 永遠と横道世之介(2023毎日新聞出版)『横道世之介』→『続・横道世之介』→『永遠と横道世之介』とシリーズ完結編です。 横道世之介(2009) 長崎から上京した横道世之介、大学1年の春から1年間を描いた青春小説です。昭和、平..
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太田尚樹 尾崎秀実とゾルゲ事件(2):近衛文麿の影で暗躍した男(2016吉川弘文館)続きです。 満鉄調査部 尾崎は、1939年1月の近衛内閣総辞職により嘱託を離れ日本最大のシンクタンク満鉄調査部の嘱託となります。内閣嘱託を離れますが、1941年の逮捕まで「朝飯会」のメンバ..
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太田尚樹 尾崎秀実とゾルゲ事件(1):近衛文麿の影で暗躍した男(2016吉川弘文館)ゾルゲが赤軍情報部に送った電報を集めた『ゾルゲ・ファイル』を読むと、コードネーム・インベストこと尾崎秀実の情報の数と質に改めて驚かされます。ゾルゲがオット大使を始めドイツ大使館から独自に入手し..
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ゾルゲ・ファイル (5) 二重スパイ普通、スパイは非合法の隠密活動ですから歴史の表に現れることは稀です。ゾルゲ事件は日本で起こり、逮捕されたゾルゲ機関の全員が詳しい供述を行っています。供述には拷問や誘導尋問、自己弁護などが..
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ゾルゲ・ファイル (4) 南北統一作戦8月に入ると、独ソ戦におけるソ連軍の反撃が伝えられ、日本が東南アジアに軸足を移した情報が入りだします。独ソ戦の初期はソ連の迎撃が遅れたこともあってドイツは快進撃を続け、8月にはスモレンス..
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ゾルゲ・ファイル (3) 帝国国策要綱一般に、尾崎秀実が7/2の御前会議の情報を掴み、ソ連はその情報を元に極東軍を東部戦線に移動して独ソ戦に勝利した、と理解されています。御前会議で決定した「情勢ノ推移ニ伴フ帝国国策要綱」は、 ..
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ゾルゲ・ファイル (2) 独ソ開戦(バルバロッサ作戦)バルバロッサ作戦の第一報は、ドイツが東部国境に80師団展開を知らせる1940年12/28の電文でした。1941年5月に入ると侵攻は現実味を帯びてきます。 5月2日の電報 東京、1941年5..
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アンドレイ・フェシュン編 ゾルゲ・ファイル(1)みすず書房『「新資料が語るゾルゲ事件」シリーズ』の第1巻です(第2巻は先日読んだ『ゾルゲ伝』)。ロシアの「ゾルゲ事件」アーカイブからゾルゲと赤軍情報部が交した電文、伝書使によって運ばれた..