記事「読書」 の 検索結果 44440 件
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白井 聡 国体論 ―菊と星条旗― (2018集英社新書)2022年には、明治維新から敗戦までの時間(近代前期)と敗戦から現代までの時間(近代後期)が同じなります。ちなみに2018年は明治維新150年にあたります。1945年の敗戦によって近代前期の国..
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スタンダール 赤と黒(下) マチルド② 2007光文新訳古典文庫続きです。20歳の若者との恋に酔うルナール夫人と比べると、マチルドは奇矯の一言に尽きます。愛していると言った翌日には無視し、つれなくした翌日にはまたジュリアンを誘い翻弄します。マチルドはジュリ..
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スタンダール 赤と黒(下) マチルド① 2007光文新訳古典文庫続きです。ジュリアンは、夫人との不倫騒動でルナール家を追い出され、舞台はパリのラ・モール侯爵邸に移ります。マチルド ルナール夫人に続いてジュリアンの前に現れるのが、ラ・モール侯爵の娘マチルド。..
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横山秀夫 ノースライト(2019新潮社)「ノースライト」とは北からの光。普通、南からの採光を考えて家を建てますが、本書の主人公・建築家の青瀬は、「あなた自身が住みたい家を建てて下さい」と頼まれ「北向き」の住宅を設計します。住宅引き渡しの..
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山際淳司 みんな山が大好きだった(1995 中公文庫)1983年刊の『山男たちの死に方:雪煙の彼方に何があるか:遭難ドキュメント』の改題、再版。 加藤保男(1982エベレストで遭難死)、森田勝(1980ヨーロッパ・アルプスで転落死)、長谷川恒男(..
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コニー・ウィリス 航路(2003ソニー・マガジンズ)臨死体験(NDE Near Death Experience)の謎を追う物語です。臨死体験(以下NDE)は、死に際に身体から意識だけが抜け出す体外離脱、トンネルを抜け光溢れる世界に至り、..
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佐藤充功 昭和史発掘 幻の特務機関「ヤマ」(2003新潮新書)ヤマ機関 「ゾルゲ諜報団を捉えた陰の組織、ヤマ機関」というキャッチコピーにひかれて読んでみました。 旧陸軍の諜報組織として、対ソ連諜報のハルピン特務機関、汪兆銘汪政権樹立に関わった梅機..
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門井慶喜 銀河鉄道の父(2017講談社)宮澤賢治ではなく、その父・宮澤政次郎の物語です。宮澤賢治は、『雨ニモマケズ』の詩で有名な誰でも知っている詩人、童話作家です。「羅須地人協会」を設立して農業指導を行った篤志家としても知られ..
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フレドリック・バックマン 幸せなひとりぼっち(2016ハヤカワ文庫NV)映画が面白かったので原作を読んでみました。邦訳のタイトルは軟弱ですが、原題は”A Man Called Ove”(スエーデン語)。筋金入りの偏屈オヤジ「オーヴェという男」の物語です。・オ..
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浅田次郎 帰郷(2016集英社)太平洋戦争に関わる短編を6編集めています。 主題は、敗戦後日本に帰って兵士たち復員兵です。 故郷に帰れない事情を抱えた復員兵と街娼との行きずりの恋を描いた『帰郷』。八八式高射砲を修理するた..
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川上和人 鳥類学者 無謀にも 恐竜を語る(2013技術評論社)この手の本はめったに読みませんが、面白いと評判になっていたので読んでみました。 今日では、鳥は恐竜から進化したというのが通説ですから、鳥類学者が恐竜を語ることもまたあり得るというわけです。恐竜..
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ユヴァル・ノア・ハラリ サピエンス全史(下) 宗教続きです。宗教 社会秩序とヒエラルキーで分断されていたホモ・サピエンスが、全世界と全人類を視野に入れ統一へと動き出します。統一というより周辺を飲み込むといった方がいいでしょう。その原動力が、貨幣、帝..