記事「読書」 の 検索結果 44441 件
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高橋たか子 高橋和巳という人 二十五年の後に(1997河出書房新社)娘さんの書いた、詩人、小説家・阪田寛夫の評伝『枕詞はサッちゃん』を読みました。面白くなくはなかったのですが、書き手がアマチュアなので、今ひとつツッコミが足りない。プロは身内をどう書くのか興味..
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内藤啓子 枕詞はサッちゃん 照れやな詩人、父・阪田寛夫の人生詩人、小説家で児童文学者「阪田寛夫」、なによりも童謡『サッちゃん』の作詞者として知られる「阪田寛夫」の娘サンによるエッセー(評伝)です。故に『枕詞はサッちゃん』。『サッちゃん』の他「どうしてお..
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司馬遼太郎 菜の花の沖(6) 高田屋嘉兵衛 遭厄記【高田屋嘉兵衛 遭厄】 ゴローニンの『日本幽囚記』には、嘉兵衛を拉致しゴローニン事件に関わったディアナ号の副艦長リコルドの「手記」も添えられているそうです。第6巻は、この「リゴルドの手記」と嘉兵..
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司馬遼太郎 菜の花の沖(5)第五巻は、高田屋嘉兵衛を離れほぼロシアの話です。嘉兵衛が関わる「ゴローニン事件」の前段ですが、作家のロシアへの思い入れが込められた(お馴染の)長い余談です。【露米会社】 ロシアは、重要な財源の..
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司馬遼太郎 菜の花の沖 (4)【オホーツク文化圏】 18世紀後半、工藤平助が『赤蝦夷風説考』を著し、ロシアの南下に危機感を持った幕府は、調査隊を組織し蝦夷地の防衛・開発に着手します。これにともない、千島列島に渡った最上徳内、..
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司馬遼太郎 菜の花の沖(3)蝦夷 司馬遼太郎の小説は、ストーリーを補完する余談が随所に存在します。時に、その余談の中に「司馬遼太郎」の素の顔がのぞき、読んでいて楽しいです。 嘉兵衛が辰悦丸で松前に行くあたりから、主題が..
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司馬遼太郎 菜の花の沖 (2)薬師丸 嘉兵衛は、おふさと所帯を持ち、兵庫の廻船問屋で叔父の堺屋喜兵衛の店に属しながら北風荘右衛門、松右衛門等の知遇を得、雇われ船頭として「高田屋嘉兵衛」の道を歩みはじめます。紀州藩の丸太..
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司馬遼太郎 菜の花の沖 (1)明治維新(という革命)の背景には、江戸社会における ・耕作面積と生産性の両面における農業の発展 ・物流システムの発展 ・全国統一市場の形成、商業・金融の発展 ・富裕な商人層の台頭 ・手..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(7)続きです。 大政奉還 【幕府】 大政奉還は竜馬の独創ではなく、勝海舟や大久保一翁といった幕府の革新官僚から生まれてきた考え方です。幕府が政権運営が困難となって来ているのは、内部にいる彼らが一..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(6)続きです。海援隊 第二次長州征伐で、竜馬と亀山社中はユニオン号に乗り大活躍。陸戦でも、長州は亀山社中が供給したミニエー銃によって勝利します。ユニオン号は持ち主の長州に取られ、長崎に帰った竜馬は無..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(5)続きです。郷士 『竜馬がゆく』を読んでいると、郷士、それも土佐郷士がキーワードのように思われます。武士と農民の中間に位置する郷士は、土佐に限らず諸藩にあったようで、清河八郎(庄内)、芹沢鴨(水戸)も..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(4)続きです。小栗上野介 神戸海軍塾が閉鎖されます。塾生が池田屋事件や禁門の変に参加しているため、勝は幕臣でありながら討幕の浪士を飼っているということになり、軍艦奉行を免ぜられ海軍塾は閉鎖となります..