記事「読書」 の 検索結果 44542 件
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辻 邦生 安土往還記(1968筑摩書房、1986 埼玉福祉会)本書は、ルイス・フロイスの『日本史』の写本に綴じ込まれていた手記の体裁をとった歴史小説です。手記の著者は、氏名不詳、ジェノバ、リスボン、メキシコを経て16世紀の安土桃山時代に来日したイタリア軍..
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佐藤 優 十五の夏(上)著者は、「外務省のラスプーチン」と呼ばれた作家で「元外務省主任分析官」。「鈴木宗男事件」に連座し、外務省休職中に書いた『国家の罠』が有名です。その佐藤優氏が高校一年の夏休み(1975年)、東欧..
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大活字本(埼玉福祉会)図書館の蔵書を検索していると、「大活字本」がヒットしました。老眼で小さな活字に苦労しているのでこれ幸いと申し込んでみました。なるほどデカい!。大活字本は図書館に2000冊あるようなので、当分楽しめ..
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司馬遼太郎 翔ぶが如く(1)泣こよっか、ひっ翔べ 征韓論、西郷下野から西南戦争に至る、司馬遼太郎お馴染みの歴史小説です。冒頭で、洪水で流れてきた赤い鼻緒の下駄を見て、西郷が下駄さァ、こんぅ風ぜぇ、どこずい、おじ..
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図書館最近の読書はもっぱら図書館に頼っています。当然ですが、人気の本は予約が集中して待たされます。『ヒロシマ・モナムール』や『リスボンへの夜行列車』のような誰も読みそうもない本は、申込みの翌日には「ご..
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マルグリット・デュラス ヒロシマ・モナムール(2014 河出書房新社)映画『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』の脚本を担当したマルグリット・デュラス(小説家)による、脚本、シノプス(あらすじ)と「補遺」を集めたものです。映画公開の翌1960年に出..
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司馬遼太郎 胡蝶の夢(3)続きです。 松本良順、伊之助(司馬凌海)、関寛斎を主人公とした『胡蝶の夢』は、蘭方医学が江戸時代の身分制を突き崩して行く物語です。良順は将軍を診る奥御医師ですが出自は町医、伊之助は佐渡の質屋..
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パスカル・メルシェ リスボンへの夜行列車映画『リスボンに誘われて』の原作です。 スイスのギムナジウムの教師ライムント・グレゴリウスが、職を捨てポルトガルのリスボンを目指す話です。社会的な地位もあり分別をわきまえた初老の男が、あ..
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司馬遼太郎 胡蝶の夢(2)続きです。 ポンペ フルネームは、ヨハネス・ポンペ・ファン・メーデルフォールト。姓は長ったらしいので、短い名の方で呼んだのでしょう。ユトレヒト大学で医学を学び、1857年28歳で軍医として来日しま..
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司馬遼太郎 胡蝶の夢(1) (1983新潮文庫、1976~1979朝日新聞)明治維新を準備した要件のひとつが教育の普及です。江戸、大阪はもとより地方にいたるまで寺子屋が設けられ、藩校は230にのぼり、民間では松下村塾、適塾、シーボルトの鳴滝塾、佐藤泰然の順天堂などが開..
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なかにし礼 赤い月(2001新潮社)昭和9年(1934年)小樽から満州に渡り、昭和21年身一つで日本に帰り着いた森田一家の物語です。世界恐慌と凶作による不況で、「ひと旗あげる」ため人々は新天地・満州へ向かいます。100万を..
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浅田次郎 天子蒙塵 第四巻共和国執政となった溥儀がいよいよ皇帝となり「満州帝国」が成立する最終巻です。第四巻でも主人公は溥儀と張学良。ふたりに加え、駆け落ちして満州に逃れた池上美子と美子を助ける憲兵隊酒井大尉、店の金を盗ん..