記事「読書」 の 検索結果 44542 件
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司馬遼太郎 菜の花の沖 (1)明治維新(という革命)の背景には、江戸社会における ・耕作面積と生産性の両面における農業の発展 ・物流システムの発展 ・全国統一市場の形成、商業・金融の発展 ・富裕な商人層の台頭 ・手..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(7)続きです。 大政奉還 【幕府】 大政奉還は竜馬の独創ではなく、勝海舟や大久保一翁といった幕府の革新官僚から生まれてきた考え方です。幕府が政権運営が困難となって来ているのは、内部にいる彼らが一..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(6)続きです。海援隊 第二次長州征伐で、竜馬と亀山社中はユニオン号に乗り大活躍。陸戦でも、長州は亀山社中が供給したミニエー銃によって勝利します。ユニオン号は持ち主の長州に取られ、長崎に帰った竜馬は無..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(5)続きです。郷士 『竜馬がゆく』を読んでいると、郷士、それも土佐郷士がキーワードのように思われます。武士と農民の中間に位置する郷士は、土佐に限らず諸藩にあったようで、清河八郎(庄内)、芹沢鴨(水戸)も..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(4)続きです。小栗上野介 神戸海軍塾が閉鎖されます。塾生が池田屋事件や禁門の変に参加しているため、勝は幕臣でありながら討幕の浪士を飼っているということになり、軍艦奉行を免ぜられ海軍塾は閉鎖となります..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(3)続きです。8月18日の政変 → 禁門の変 この時期、京都政界は、長州、薩摩、会津(京都守護職)の三藩によって動いています。なかでも長州藩は公卿の多くを抱き込み、攘夷の偽勅を乱発するなどやりたい放..
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高橋和巳 日本の悪霊(1966、1996河出書房)「悪霊」とは、ドフトエフスキーの『悪霊』のことです。革命家ネチャーエフの事件に想を得て、ドフトエフスキーは『悪霊』を執筆しました。作者はこの『悪霊』を日本に置き換え、革命を目指した青年の..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(2)続きです。虚実 小説ですから作者の想像が入り、当然筆も滑ります。事実だけ知りたければ歴史書をよめばいいわけで、この虚実ない交ぜになっている”虚”が歴史小説の楽しみでもあります。 竜馬は千..
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司馬遼太郎 竜馬がゆく(1)(1963-1966、文藝春秋)江戸留学から脱藩までです。 郷士 土佐は、戦国時代までは長宗我部氏の領地。長宗我部が関が原の戦いで西軍に属したため改易の憂目にあい、入部したのが山内氏。土佐藩は、山内氏が掛川から連れ..
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坂野潤治、大野健一 明治維新 1858-1881 (3)続きです。 本書の章立ては、第一部「明治維新の柔構造」、第二部「改革諸藩を比較する」、第三部「江戸社会ー飛躍への準備」ですが、教科書的に第三部 →第二部第 →第一部と逆にたどった方が理解しや..
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坂野潤治、大野健一 明治維新 1858-1881 (2) (2010講談社)続きです。改革諸藩を比較する(第二部) 幕末を解くキーワードは「富国強兵」「公議輿論」のふたつだというのが坂野潤治の主張です。富国強兵は「富藩強兵」のことで、明治のそれと異なり藩財政を富ませ軍事..
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桐野夏生 夜の谷を行く(2017文藝春秋)本書が1971~72年の連合赤軍・山岳ベース事件を素材とした小説だと知っていても、主人公の啓子が63歳の初老であり、啓子に電話したかつての”同志”熊谷が「信じられないね。活動やってた連中も..