記事「読書」 の 検索結果 44543 件
-
司馬遼太郎 韃靼疾風録(1)平戸に流れ着いた女真(満州)族の姫君を、その故地に送ってゆくという冒険時代小説です。東アジアを舞台に繰り広げられる歴史ロマンの本書は、司馬遼初期の作品だと思っていたのですが、1984年1~1..
-
ジョン・スタインベック 怒りの葡萄(2)(1)の続きです 【カリフォルニアの実相】 カリフォルニアを目指しルート66を西に向かうジョード一家の物語です。砂嵐とトラクターによってオクラホマを捨てたジョード一家は、カリフォルニアで再起..
-
ジョン・スタインベック 怒りの葡萄(1)高校時代に読んで、アメリカにもこういう時代があったんだという以上には、よく分からなかった小説です。ジョン・フォード監督の映画『怒りの葡萄』『二十日鼠と人間』を見て面白かったので再読。初版が1..
-
子母澤寛 『新選組物語』子母澤寛の「新選組三部作」は、『新選組始末記(1928)』、『新選組遺聞(1929)』『新選組物語(1955)』です。今回読んだのは三巻目『新選組物語』で、冒頭いきなり「隊士絶命記」で沖田総..
-
林望 謹訳源氏物語(29)夕霧、御法、幻源氏物語絵巻(夕霧)五島美術館 《夕霧》 役職でしか呼んでもらえなかった左大将にやっと名前が付きます、『夕霧』です。玉鬘の夫の髭黒などは、登場と同時に「髭黒」だったわけで、この物語の中心人物のひと..
-
林望 謹訳源氏物語(28) 柏木、横笛、鈴虫源氏物語図色紙貼交屏風(鈴虫) 斎宮歴史博物館 《柏木》 第7巻のkindle版が発売されたので、源氏物語“天ぷら”読書感想文の再開です。 中村真一郎センセイの著書で「色好み」と王朝文化を研究しま..
-
澤地久枝 妻たちの二・二六事件(1972)『密約 外務省機密漏洩事件』が面白かったので、読んでみました。澤地久枝の処女作だそうです。『密約』は、「外務省機密漏洩事件」の本質に鋭く斬りこむだけではなく、事件の被告であった女性事務官の..
-
中村 真一郎 『色好みの構造―王朝文化の深層』(1985)リンボウ先生の『謹訳・源氏物語』も、なかなかkindle版が出ないので(11/25に出たみたいですスミマセン)、第6巻『若菜』でとまっています。いい機会なので、かねて入手の「色好み研究書」を..
-
有川 浩 『阪急電車』映画『阪急電車』が面白かったので原作を読んでみました。職場で阪急沿線の友人に尋ねると、けっこう見たか読んだ人がいます。ローカルでは圧倒的な人気を誇ったようです。 大筋は映画と同じですが、..
-
林望 謹訳源氏物語(28) 若菜(下-2)源氏物語図色紙貼交屏風(若菜) 斎宮歴史博物館 紫上の箏(琴)、明石の御方の琵琶をはじめ、源氏の女君や孫子が一同に会し「女楽合奏」が催されます。一同に会すと言っても、左大将始め公達が来ているのですか..
-
林望 謹訳源氏物語(27) 若菜(下-1)伝土佐光起筆 『源氏物語画帖』 若菜 若菜(上)で、三の宮(源氏の二番目の妻)に横恋慕する衛門の督(太政大臣の息子)は、蹴鞠の催しで三の宮の姿を垣間見、慕情抑えがたくラブレターまで出す話でした。 前..
-
林望 謹訳源氏物語(26) 若菜(上)【源氏、女三の宮を娶る】 源氏の異母兄にあたる朱雀院の三女「女三の宮」と源氏の物語です。 源氏も『藤裏葉』の最後のほうで出家したいとか何とか言っていますが、源氏物語が書かれた時代には末法思..