記事「読書」 の 検索結果 44445 件
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神坂次郎 熊野まんだら街道 泉州から紀州まで世界遺産便乗本かと思いきやさにあらず、熊野古道が世界遺産に登録される以前、昭和56年~59年に新聞連載された158編の紀行文です。「はじまりは堺」にはじまる「泉州から紀州まで」と中辺路、..
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読書 アゴタ・クリストフ ふたりの証拠第二次世界大戦下のハンガリー、ふたりの少年の疎開暮らしを乾いた文体で描いた「悪童日記」の続編です。「悪童日記」の最後で、双子の兄弟のひとりは終戦直後の国境を西側に越えます。「ふたりの証拠..
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読書 浅田次郎 椿山課長の七日間過労で急死したサラリーマンが、あの世から期限付きでよみがえる浅田次郎一流のコメディです。上方落語「地獄八景亡者戯」に少し似ています。落語で言えば人情噺でしょう。 デパートの婦人服売場課長..
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読書 ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト MORSE-モールス-英語の原題(原作はスェーデン)はLet me in(私を中に入れて)。私を中に入れてがどうしてモールスになったかと云うと、主人公の少年オスカルとヴァンパイアの少女エリが、壁越しにモールス..
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読書 山本兼一 利休にたずねよ史上有名な利休の『賜死事件』をテーマとした小説です。利休は、大覚寺山門に自身の木像を掲げたこと、高額な茶器を売りつけて私腹を肥やしたことなどで、秀吉の勘気に触れ切腹させられます。これは、..
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読書 村上春樹 神の子どもたちはみな踊る1Q84を3冊とも予約して読んだ読者なのですが、どちらかと言うと長編重視なためこの短編集は未読でした。カタルーニャ国際賞スピーチで、東日本の震災と原発事故について発言していますが、本書は阪神淡路大震..
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読書 アゴタ・クリストフ 悪童日記打海文三の『裸者と裸者』を読んで、デイヴィッド・ベニオフ『卵をめぐる祖父の戦争』を思い出しましたが、この『悪童日記』も同じ系列に属する小説です。 ナチス・ドイツによって支配された第二次世..
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読書 打海文三 裸者と裸者 ~孤児部隊の世界永久戦争~終末もの、こういう小説は好きです。村上龍の『五分後の世界』『ヒュウガウィルス』『歌うクジラ』の系列ですが、村上龍から象徴性を取り去ってヴィジュアルにした近未来SFです。漫画化されているようですが、映..
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読書 デイヴィッド・グターソン 殺人容疑映画『ヒマラヤ杉に降る雪』を見て映像とストーリーの静謐感に感心し、評判のいい原作『殺人容疑』を読んでみました。映画の項でも書きましたが、WWⅡの米国の日系人排斥運動に起因する1954年の殺人事件の謎..
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読書 船戸与一 満州国演義 6 大地の牙やっと第6巻が出ました。5の発刊は2009年1月ですから2年4ヶ月振りです。5を読んだのが昨年の7月ですから10ヶ月も間隔が開くと殆ど忘却の彼方。 南京事件で終わった第5巻に続き第6巻は、泥沼化する..
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読書 浅田次郎 中原の虹(2)『中原の虹』 (1)では、『蒼穹の昴』の主人公・春雲(春児)の兄・春雷を狂言回しに、張作霖や張景恵、馬占山が馬賊として東三省で力を伸ばす物語でした。(2)では、西太后、袁世凱が登場し、戊戌の変法後の..
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読書 浅田次郎 中原の虹(1)『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』と読んできて『中原の虹』です。取り立てて読むつもりは無かったのですが、主人公が張作霖、舞台が『満州』ですから、満州フリークとしては読まないとダメだみたいなわけです。小説中、..