記事「読書」 の 検索結果 44526 件
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『戦争する国しない国』/浅井基文/青木書店/「いま平和観、国家観が問われている」天木直人『さらば外務省!』は、外務省の内実を暴露した本として世間に衝撃を与えた。この著書の中で、外務省を見限って辞めたOB、浅井基文について述べられている。 この浅井基文に対し、「今後もし外務省..
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『最後に咲く花』/片山 恭一/小学館/「生と死って何だろう」投資ファンドに勤めるフォンドマネージャーの永江くん。社長の藤木は、「われわれの使命は収益を上げることだ。・・・それ以外のことは考えるな」と言い切る。 アメリカの注目株は、バイオビジネス。永江くん..
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『フィンカム』/窪田精/本の泉社/「新しい世の中はみんなで力をあわせて」今年2月に亡くなった窪田精が、昨年秋に「あとがき」を書いた最後の作品集となる。といっても、『フィンカム』は1952年に発表され、いくたの短編集に収録された、著者の処女作とされるものである。 ..
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『東の科学 西の科学』/菅野 礼司ほか/東方出版/「科学の本質は人間の社会的実践による認識活動」西洋の科学について論じられた本は多いが、東洋の科学を論じた書は少ない。本書は、西洋だけでなく、東洋の科学の歴史・理論を研究しようとした書といえる。 東洋の科学のすべて、また意義や評価など、十分に..
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『内側から見た富士通 「成果主義」の崩壊』/城繁幸/光文社/「成果主義」の狙いは賃金抑制最も早く「成果主義」を導入した富士通。今では多くの企業で導入がされ、役所でも導入されているところがある。「成果主義」は、本当に優れた制度なのだろうか?その答えは、富士通の実態に示されているとおり、「..
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『離れ部屋』/申 京淑/集英社/「韓国現代文学を代表する作家の自伝的小説」韓国現代文学を代表する作家の自伝的小説。著者は「この作品は事実でもフィクションでもない、その中間くらいになったような気がする」という。しかし、自分を見つめ直すための作品であることは間違いない。 ..
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『地球が丸いってほんとうですか?』/日本測地学会/大久保修平編/朝日新聞社昨日(9月5日)の地震には、阪神大震災以来の恐怖を感じた。振動が終わった後は、阪神大震災よりましだったという感だが、振動中はいつまで続くのか不安と恐怖の入り混じった長い時間を感じた。 狭い日..
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『南京難民区の百日―虐殺を見た外国人』/笠原 十九司/岩波書店/「思い出すのもおぞましい地獄の日々」思い出すのもおぞましい。どこをどう話したらよいのか見当もつかない。このような酷い話は聞いたことも見たこともない。レイプ、レイプ、レイプばかり。強姦事件は一晩に千件は起こり、昼間でもたくさんある。日本..
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『出口のない海』/横山秀夫/講談社/「戦争が歪めた生と死」第二次世界大戦の実体験を語れる人たちも少なくなってきている。戦後直後の民主主義教育を受けた人さえ、高齢者の部類に入ろうとしている。ここ数年、戦争の事実を記録に残す書の出版が相次いでいるような気がする..
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『人生と小説の方法』/津田 孝/新日本出版社/「人生と深いかかわりをもつ小説とは」時代がもとめる小説はどうあるべきか。リアリズムとは何でいかに発展するか。著者の理論を宮本百合子の小説や蔵原惟人の理論などを検証しながら説く。 あとがきに、「私の書くものがむつかしいと言われる..
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『国家に抗した人びと』/新藤謙/子どもの未来社/「戦時下、国家のウソに騙されず未来を見すえた人びと」寺子屋新書が創刊された。ナンバー001は斉藤貴男の『教育改革と新自由主義』だったが、その後も教育問題を中心に発行を続けている。 さて、『国家に抗した人びと』とのタイトルにあるように、本書は戦..
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『風車の見える丘』/旭爪 あかね/新日本出版社/「あきらめることは止まることだ、理想も大切なんだ」大学時代に環境問題から風車に魅せられた5人。4人が大学を卒業し、1人は留年。それぞれの道を進もうとする5人が誓い合った。 「これから先、自分の力や未来を信じられなくなることがあったらな。今日の誓..