記事「読書」 の 検索結果 44526 件
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『ナショナリズムと戦争』/後藤道夫/山科三郎編/大月書店/「なぜ戦争をするのかに応える一冊」講座「戦争と現代」の第4巻。第5巻が先に発行されたので、これで完結となる。と言っても第5巻はまだ読んでいないが・・・。 現在のアメリカによる戦争戦略がなぜ行われ、なぜ日本はそれに追随するのか..
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『いのちの平等論』/竹内 章郎/岩波書店/著者の本を読むのは、これで2冊目である。その著書は『平等論哲学への道程』、題からも発想できるように、著者は「平等論」を主に研究している。その著者が平等論の観点「生命倫理」に踏み込んだ論文をまとめた。..
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『モーツアルトのドン・ジョヴァンニ』/アンソニー・ルーデル/角川書店市民革命前夜の時代、オペラの初演日を目前に悩みをかかえるモーツアルト。モーツアルトの悩みを知る脚本家は、稀代の色事師カサノヴァをモーツアルトに引き合わせる。 欲望、誘惑、性愛を求める当時の貴..
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『魯迅』/竹内 好/未来社竹内好の魯迅研究は有名である。古本市で見つけ低価だったので購入した。読みながら難解な書だと思いながら、なんとか読み終わった。 「あとがき」を読んでびっくりした。本書が執筆されたのは1943年、出..
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『知のモラル』/小林康夫/船曳建夫編/東京大学出版会/「よりよく生きるための知とは?」知の三部作の完結作。これまで不十分だった『知』とは何かへの問いがいっせいに花開いた感を受けた。 「はじめに」で「『どう生きるのか』『どう行為するのか』に触れられないような知ならば、何の意味も..
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『人間不平等起源論』/ルソー/岩波文庫/「飢えている人がいるのに、一握りの人にはありあまっている」人間の不平等はいつから始まったのか。いま、格差社会が社会問題になっているが、不平等の起源を問うことはこの格差を解消するために、重要な鍵となるかもしれない。 本書は、1753年のアカデミー懸賞..
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『DNA』/ジェームス・D・ワトソン/講談社/「生命の謎はどこまで解けたのか」二重らせんの発見から50年。二重らせんの発見者ワトソンが発見の経過とその後の生命の解明を語る。 『これだけは読んでおきたい科学の10冊』に紹介されていた『二重らせん』を探していたら、その後の..
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『島唄の奇跡 白百合が奏でる恋物語、そしてハンセン病』/吉江 真理子/講談社戦後60年、沖縄ではいまだに米軍基地による被害が繰り返されている。 「毎日、飛行機は飛ぶし、演習で山は燃えるし、民間飛行場もアメリカの飛行機が占領するし、民家には飛行機からいろいろな物質が落ちる..
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『東洋の平和思想』/村瀬裕也/青木書店/「古の昔から平和思想は芽生えていた」古代中国と言えば戦乱につぐ戦乱というイメージが強い。その古代中国にも平和を求める思想があった。 墨子、孟子、荀子、杜甫の平和思想が論述させる。中国の古の思想家は有名であるが、難解であり、敬遠して..
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『津波とたたかった人―浜口梧陵伝』/戸石 四郎/新日本出版社台風のたびに避難や被害が起きている。いつものことながら、台風による被害に考えさせられる。 すべてを天災といえるのか!台風は避けられないが、被害はもう少し抑えることができるのではないだろうか。 ..
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『匣の中』/大浦ふみ子/光陽出版社/「大人はなぜ戦争をするのでしょうか、僕には分かりません」「おとなはどうして戦争をするのですか。ぼくには理解できません。子供たちを二度と戦争で苦しまない世界をつくってほしい」 米英軍のイラク攻撃で両腕を失った少年の訴えです。この少年は両親を含め十六人の..
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『駱駝はまだ眠っている』/砂岸 あろ/かもがわ出版1970年代、京都の烏丸今出川にあった『駱駝館』という喫茶店。そこには、いろいろな人たちが集まっていた。この物語はフィクションではあるが、『駱駝館』は実際にあった。 学校に行きたくなくなった..