記事「読書」 の 検索結果 44526 件
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『吉田松陰』梅原徹日本評伝選として刊行されている一冊。刊行の趣意に「歴史のなかにこそ人間の智恵は宿されている。人間の愚かさもそこにはあらわだ。この歴史を探り、歴史に学んでこそ、人間はようやくみずからの正体を知り、いく..
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『ヤバンな科学』池内 了池内了の著書を読むのは何冊目だろう。私は、この科学者の広い視野と、科学と社会に対する真摯な態度が好きだ。また、暮らしの中から科学を説明しようとする努力に脱帽する。 この人の著作には、寺田寅彦の話..
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『板垣退助 自由民権の夢と敗北』榛葉英治自由民権を主張する自由党を結成した板垣退助。大隈重信とともに自由と民主主義の種を蒔いた先覚者。「四民平均の理」を説き、自由思想を主張した板垣退助は、なぜ大成し得なかったのか? 作者は、その理由を..
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『私という運命について』白石 一文みなさんは、「運命」についてどうように考えているのだろうか。「運命」なんて信じない、「運命」を信じる。いろいろな考えの人がいることだろう。 このテーマを小説にすれば、やはり恋愛小説になるのが自然..
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『北の碑』稲沢潤子下山、三鷹、松川事件に関心を持ち、最近数冊の本を読んだ。松川事件を題材にした小説があると知り、さっそく手にした。 被告達は、なぜ嘘の自白をしたのか。警察は、無実を知りながら被告達を罪に陥れよ..
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『未来をひらく歴史』日中韓3国共通歴史教材委員会歴史教科書問題が、国際問題に発展している。そうした中で日本・中国・韓国の研究者・教師らが、3年間で10回の会議を重ね、歴史認識の共有をめざそうとした試みの意義は大きいだろう。 歴史教科書問題..
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『人間裁判 朝日茂の手記』朝日訴訟記念事業実行委員会「人間裁判」と呼ばれた憲法25条「健康で文化的な最低限度の生活」を問うた裁判。本書はその原告朝日茂の手記。 結核の重症患者であった朝日茂は、国立療養所で入院生活。終戦直後の時代、財産も無く、..
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『靴紐を結んで』横田 昌則久々に暖かい小説を読んだ。人と人の心のキャッチポール、その中で変化していく人間。現代社会の中で欠けつつある人と人とのふれあいの大切さを描いた作品だ。大阪弁で語られるセリフが、またいい! 「い..
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『明治維新と西洋文明』田中彰明治初年、2年近い欧米視察の旅を続けた「岩倉使節団」。その公的な報告書である『欧米回覧実記』を読み解き、その経験から何を受け止め、何を排除していったのかを浮き彫りにしようとする力作。 岩倉具..
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『リトルバーズ』綿井 健陽フリーのジャーナリストが、「攻撃される側」から見た戦争として、バクダッドで「起こった事件」を語る。 「ここイラクは当然報道規制や言論の自由のない国だ。アメリカだけでなく、イラクも含めてお互い..
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『靖国神社』大江 志乃夫本書は1984年時点の靖国問題を解くために、靖国神社の歴史的経過を中心に分析されている。 中曽根首相(当時)が靖国参拝をしたことに対し、国内外の世論が高まり、外交問題を重視した中曽根首相は公..
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『夜と霧』ヴィクトール・E・フランクル/池田香代子訳池田香代子の新訳が出版された。読もう読もうと思いながらいまになってしまった。アウシュヴィッツ収容所の名や話を聞いたことは、多くの人があると思う。本書はその支所に収容された心理学者の率直な体験記ともい..