記事「読書」 の 検索結果 44527 件
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『靖国問題』/高橋 哲哉/筑摩書房/「なぜ靖国参拝が問題になるのかをズバリと指摘」なぜ、首相の靖国参拝がこれほど国内外の大問題になるのか。その根本的な問題がどこにあるかを論理的に解明する本書は、時期的にも内容的にも意義深いものがある。 著者は、「靖国神社がどのようなもので..
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『豊かさとは何か』/輝峻淑子/岩波書店/「人権は金銭では解決できない」14年前に出版され今年で53刷。この14年のうちに世界の変化や経済の激変などがあった。しかし、この本に書かれた問題は今も解決していない。それどころか貧富の差はますます広がり、生活苦自殺は一段と増えて..
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『時代の転換点と文学』/乙部宗徳/光陽出版社/「読書の目的とは」私が最も注目する日本民主主義文学会。この会が文学運動の一つとして「民主主義文学館」と名づけて小説や評論集を出版していくことを決定した。本書がその第一作ということである。 著者は「あとがき」に..
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『人類の「宝」憲法9条』/韮沢 忠雄/光陽出版社/「人類の進歩にさからう者に未来はない」本書の副題は「人類の進歩にさからう者に未来はない」となっている。先日、政府の一員である森岡政務官が「A級戦犯はもはや罪人ではない」と発言した。人類の進歩どころか、過去の歴史的事実をもねじ曲げようとす..
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『20世紀の戦争とは何であったか』/木畑洋一編集/大月書店/「20世紀を戦争の視点から見る」講座「戦争と現代」の2冊目。第1冊目は『「新しい戦争」の時代と日本』。 20世紀の戦争、いわゆる近代国家になって以来の戦争が、それ以前とは違う規模になったことをフランス・ドイツなどの検証から分析。..
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『わが「文学史」講義』/杉野要吉/武蔵野書院/「自然」と「人間」とは何か早稲田大学名誉教授の講義内容の記録。サブタイトルに「近代・人間・自然」とあるように、近代文明化に対し、「自然」とは「人間」とはを、近代文学を示しながら講義する。 取り上げられる作家は、柳田国..
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『心のノート』の言葉とトリック/島村 輝/つなん出版/「政府が国民をマインドコントロールしようとし」『心のノート』をご存知だろうか。このテーマを本にしたレビューをいくつか書いたが、本書は文学などの「読解力」を駆使して書かれており、わかりやくす新鮮である。 たった66ページの本なのに、トリッ..
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『知力の発達』/波多野諠余夫・稲垣佳世子/岩波書店/「知力はまだまだ伸びる」読みたくて探していたけど、昨年10月までは品切れで、古本屋探しても見つからなかった本。10月に発行されたと聞いてさっそく購入した。 著者二人は、知能は生まれつき決まっているという「生得説」を..
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『動乱時代の経済と金融』/今宮 謙二/新日本出版社/「家計が火の車の経済対策など役に立たない」みなさん、暮らしは楽になっていますか?将来への見通しは明るいですか? たぶん、そんな実感を多くの人は持っていないだろう。なのに政府は「景気回復のきざし」などという無責任なことを示そうと躍起に..
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『もうひとつの価値観』/吉田千秋/青木書店/「人生の豊かさとは?」お金に絡む価値ではなく、人生にとっての価値とか何かを真摯に問う。著者は「自分の納得のできるような生き方を求める人生の価値が、ゆとりのない『豊かさ』に帰着する価値にとってかえられた」「ほんとうの豊かさ..
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『僕たちの戦争』/荻原浩/双葉社/「2001年と1944年に生きた青年がチェンジしたら・・・」2001年9月11日、世界貿易センタービルに旅客機が突っ込んだ。世界中をテロのニュースが駆け巡る。 テロのニュースが始まるとバラエティー番組にチャンネルを回す青年。そんな青年が、終戦前の19..
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『愛と怒り闘う勇気』/松井やより/岩波書店/「衝撃、感動、そして勇気」朝日新聞記者として女性で始めて定年まで勤めた熱血記者。死の宣告を受けてから書き上げた自伝である。 まず初めにお願いしたい。この本を読んで欲しい。 著者の人間として、女性としての熱い想..