記事「鳥海山」 の 検索結果 319 件
-
千蛇谷を下る(平成24年9月23日)七三五掛までは気持ちのいいハイキングの様な登山だった。ゆっくりと立ち止まることはなかったが、こうして鳥海湖の周りを彼女のように歩くだけでいいのかもしれない。山の天気は変わり易いが小屋で会った主が言っ..
-
私、歩くの遅いんです(平成24年9月23日)御田ヶ原に着くとザックが石の上に置いてあった。前方をみると水筒だけをぶら下げた女性を見つけた。私より年上に見えたが単独行のようだった。これから山頂まで行きますというとびっくりした顔をした。鉾立からは..
-
御浜小屋での語らい(平成24年9月23日)T字分岐から御田ヶ原分岐までは7月に逆コースを歩いたがまだ残雪で覆われていた上にガスが濃くGPSがなければ遭難したかもしれない。今歩いてみると鳥海湖の谷側をトラバースし蛇石流分岐に下る道が地図とすこ..
-
幸治郎沢から千畳ヶ原(平成24年9月23日)月山森から千畳ヶ原に行くには幸治郎沢を下らなければならない。急いで怪我をしては詰まらないし、遭難するわけにもいかないので時間をかけてゆっくり下りた。あとで新山で多くの登山者に会うがここを歩いた人は確..
-
月山森(平成24年9月23日)月山森は踏み跡もしっかりしていて思ったより早く着いた。山頂には標識もなく尾根をそのまま進むと岩陰に風をしのげるスポットがあった。向こうの山のガスも運良く強風で吹き飛ばされ展望が得られた。山腹はまだ緑..
-
エーデルワイスが時を告げる(平成24年9月23日)八丁坂を登りつめ、傾斜が緩くなると沢の音が聞こえて来た。その音は7月に比べれば軽やかになり、雪解けの終わろうとしていることが分かる。河原宿小屋が見える頃に、エーデルワイスの曲がどこからともなく聞こえ..
-
灯台の光(平成24年9月23日)八丁坂を登る頃にはすっかり明るくなった。朝露を溜めた低木が左右に茂る細い登りは足元が滑りやすく、枝や葉から落ちた滴でズボンは濡れてしまった。暑さに負けそうだった登山は1週間で寒さ対策をしなくてはなら..
-
滝ノ小屋(平成24年9月23日)その日は2時前に目が覚めた。前日の食べ過ぎが祟ったのか腹痛が気になる。予定より30分くらい早く支度を終えて出発。登山口のある滝ノ小屋登山口駐車場に着いた頃にもまだ薄暗かった。もう数台の車が駐車してい..
-
速報 月山森から鳥海山(平成24年9月23日)7月初めは月山森へは登れなかったので、逆コースで月山森から鳥海山を時計周りで周回した。途中は月山森、御浜小屋、御室、七高山、河原宿と短時間ではあったが休憩もできた。千蛇谷を越える頃からガスが出て来て..
-
心字雪の雪解け水で潤う(平成24年7月8日)河原宿小屋は施錠されていた。水場は脇の沢だろうか。滝ノ小屋まで我慢する。八丁坂をアイゼンをつけてよくのぼったものだと思い出した。途中にスキーをXに交差させてかついで下りる方を見かけた。心字雪を滑降し..
-
月山森を見上げる(平成24年7月8日)沢を登り切ると平原が河原宿小屋まで続く。右手には月山森はたおやかに高まりを見せていた。憧れの森を訪ねてみたい。今日一番の楽しみだったが、ここまでが長く遠かった。1日あけての山行にはもはや体がついてこ..
-
涸れ沢の前で小休止(平成24年7月8日)未踏のルートは藪や残雪で隠れているとなおのこと私の冒険心をかきたてる。もうGPSはザックにぶら下げた。幸次郎沢の下流は雪に隠れていて取りつき口が見出せなかった。残るはあの岩場を目指すしかなさそうだ。..